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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

5.20.17 CORBA-ORB-SET_CLIENT_REQUEST_TIMER

名前

CORBA-ORB-SET_CLIENT_REQUEST_TIMER -スレッド単位のサーバメソッド待機時間の設定

形式

REPOSITORY.
    CLASS         CORBA-ORB
    CLASS         CORBA-SYSTEMEXCEPTION

METHOD-ID.        SET_CLIENT_REQUEST_TIMER.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
01 TIMER                  TYPE  CORBA-LONG.
PROCEDURE DIVISION        USING          TIMER
                          RAISING        CORBA-SYSTEMEXCEPTION

機能説明

クライアントアプリケーションにおいて、サーバメソッドが復帰するまでの待機時間をTIMERに設定します。ここで設定する待機時間は、本関数を発行したスレッドが今後発行する全てのリクエストに対して有効となります。本関数を発行した場合、スレッドを終了する前にCORBA-ORB-CLEAR_CLIENT_REQUEST_TIMERを発行する必要があります。

パラメタ

TIMER

サーバメソッドが復帰するまでの待機時間(秒単位)。待機時間には、0から100000000までを指定することができます。0を指定した場合は、サーバメソッドが復帰するまでの待機時間を監視しません。

復帰値

正常復帰した場合の復帰値はありません。
異常終了した場合はCORBA-SYSTEMEXCEPTION例外が発生します。システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

CORBA_BAD_PARAM

TIMERに不当な値を指定しました。

CORBA_NO_MEMORY

メモリ不足が発生しました。

注意事項