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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

4.11.9 StructDefインタフェース

4.11.9.1 CORBA-STRUCTDEF--GET-MEMBERS

名前

CORBA-STRUCTDEF--GET-MEMBERS

形式

DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY OBJECT IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 STRUCTMEMBERSEQ-ADDR USAGE IS POINTER.

PROCEDURE DIVISION.
    CALL "CORBA-STRUCTDEF--GET-MEMBERS" USING
         OBJ
         ENV
         STRUCTMEMBERSEQ-ADDR.

機能説明

OBJで指定したStructDefオブジェクトのメンバ情報を、STRUCTMEMBER構造体のリスト形式(“4.11.1 型の定義”を参照してください)で返します。
本関数はSTRUCTMEMBER構造体のリストを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

正常終了した場合、StructDefオブジェクトのメンバ情報(STRUCTMEMBER構造体)のアドレスが返されます。
異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが返され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

4.11.9.2 継承されて使用できる関数

(1) CORBA-STRUCTDEF--GET-DEF-KIND
(2) CORBA-STRUCTDEF--GET-ID
(3) CORBA-STRUCTDEF--GET-NAME
(4) CORBA-STRUCTDEF--GET-DEFINED-IN
(5) CORBA-STRUCTDEF-DESCRIBE
(6) CORBA-STRUCTDEF--GET-TYPE

(1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
“CORBA-IROBJECT”の部分を“CORBA-STRUCTDEF”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“4.11.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

(2)~(6)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
“CORBA-CONTAINED”の部分を“CORBA-STRUCTDEF”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“4.11.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。