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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

3.1.3 org.omg.CORBA.ORB.resolve_initial_references()

名前

org.omg.CORBA.ORB.resolve_initial_references

形式

public  org.omg.CORBA.Object resolve_initial_references(
          java.lang.String object_name )
throws org.omg.CORBA.ORBPackage.InvalidName;

機能説明

object_nameで指定したイニシャルサービス名に対応するイニシャルサービスのオブジェクトリファレンスを返します。オブジェクトリファレンスは、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“ネーミングサービスのイニシャルリファレンスの獲得”に基づいて返されます。

パラメタ

object_name

イニシャルサービス名を表すStringオブジェクト。

代表的なイニシャルサービス名を以下に示します。
  “InterfaceRepository”:インタフェースリポジトリ
  “NameService”:ネーミングサービス
  “RootPOA”:ルートPOA
  “FJ_LoadBalancingOption”: ロードバランス

復帰値

正常終了した場合は、指定した名前に対するオブジェクトリファレンスが返されます。



NULLオブジェクトが返された場合は、指定されたオブジェクトが存在しません。object_nameに“FJ_LoadBalancingOption”を指定して、NULLが返された場合は、ロードバランス機能の環境が設定されていません。


NULLオブジェクトが返された場合は、指定されたオブジェクトが存在しません。


異常終了した場合は、以下の例外が発生します。

org.omg.CORBA.ORBPackage.InvalidName

イニシャルサービス名に無効な値が指定されました。

org.omg.CORBA.SystemException

その他の要因。

システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

IIOPサービス(Java EEクライアント)機能を使用している場合は、“メッセージ集”の“Java EE使用時に出力される例外情報”も合わせて参照してください。

注意事項