名前
OTS::init
形式
#include "OTS_cplus.h" void OTS::init( CORBA::ORB_ptr orb, char *impl, CORBA::Environment& env);
機能説明
サーバアプリケーションとOTSを接続します。implにはサーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。
OTSインタフェースのオブジェクトリファレンスは、CORBA::ORB::resolve_initial_referencesメソッド(CORBA::ORB::ObjectId_TransactionServerInit)で取得します。
パラメタ
CORBA::ORB_initメソッドで獲得したCORBA::ORB_ptrを指定します。
サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリID文字列を参照するポインタを指定します。
例外情報を獲得するためにCORBA::Environmentオブジェクトを指定します。
復帰値
正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionまたは UserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
UserExceptionの場合は以下の例外クラスが通知されます。
リソース定義ファイルの記述に誤りがあります。
リソース定義ファイルが存在しません。または、インプリメンテーション
リポジトリにリソース定義ファイル名が指定されていません。
データベースのオープンで一時的エラーが発生しました。
リソース定義ファイルのパーミッションがありません。
リソース定義ファイルの読込中にI/Oエラーが発生しました。
注意事項
本関数は、1プロセスで2回以上呼び出さないでください。