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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

2.14.20 ExceptionDefインタフェース

2.14.20.1 CORBA::ExceptionDef::type()

名前

CORBA::ExceptionDef::type

形式

#include <orb_cplus.h>
CORBA::TypeCode_ptr  CORBA::ExceptionDef::type(
      CORBA::Environment& env );

機能説明

ExceptionDefオブジェクトのTypeCodeを返します。
本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、ExceptionDefオブジェクトのTypeCodeが返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.20.2 CORBA::ExceptionDef::members()

名前

CORBA::ExceptionDef::members

形式

#include <orb_cplus.h>
CORBA::StructMemberSeq  *CORBA::ExceptionDef::members(
      CORBA::Environment& env );

機能説明

ExceptionDefオブジェクトに定義された例外事象の定義情報(CORBA::StructMemberSeq)を、リスト形式で返します。

パラメタ

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、例外事象の定義情報(CORBA::StructMemberSeq)が返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.20.3 継承されて使用できる関数

(1)CORBA::ExceptionDef::def_kind
(2)CORBA::ExceptionDef::id
(3)CORBA::ExceptionDef::name
(4)CORBA::ExceptionDef::defined_in
(5)CORBA::ExceptionDef::describe

(1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
“CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::ExceptionDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“2.14.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

(2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
“CORBA::Contained”の部分を“CORBA::ExceptionDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“2.14.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。