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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

2.14.8 ConstantDefインタフェース

2.14.8.1 CORBA::ConstantDef::type()

名前

CORBA::ConstantDef::type

形式

#include <orb_cplus.h>
CORBA::TypeCode_ptr  CORBA::ConstantDef::type(
      CORBA::Environment& env );

機能説明

定数定義オブジェクトのTypeCodeを返します。
本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、TypeCodeが返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.8.2 CORBA::ConstantDef::value()

名前

CORBA_ConstantDef::value

形式

#include <orb_cplus.h>
CORBA::Any  CORBA::ConstantDef::value(
      CORBA::Environment& env );

機能説明

ConstantDefオブジェクトの定数の値を、any型で返します。

パラメタ

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、定数の値(any構造体)が返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.8.3 継承されて使用できる関数

(1)CORBA::ConstantDef::def_kind
(2)CORBA::ConstantDef::id
(3)CORBA::ConstantDef::name
(4)CORBA::ConstantDef::defined_in
(5)CORBA::ConstantDef::describe

(1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
“CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::ConstantDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“2.14.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

(2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
“CORBA::Contained”の部分を“CORBA::ConstantDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“2.14.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。