名前
CORBA::Object::_create_request
形式
#include <orb_cplus.h> CORBA::Status CORBA::Object::_create_request( Context_ptr ctx, const char *operation, CORBA::NVList_ptr arg_list, CORBA::NamedValue_ptr result, CORBA::Request_ptr &request, Flags req_flags, CORBA::Environment& env );
機能説明
指定した各引数で初期化されたRequestオブジェクトを生成します。
パラメタ
CORBA::Context::create_child()で返されるContextオブジェクトまたはCORBA_OBJECT_NILを指定します。
サーバアプリケーションを呼び出すメソッド名。
CORBA::ORB::create_list()、またはCORBA::ORB::create_operation_list()で返されるNVListオブジェクト。
CORBA::NVList::add_item()、CORBA::NVList::add_value()で返されるNamedValueオブジェクトを指定します。NamedValueオブジェクトのany型変数のTypeCodeには、CORBA::Request::invoke()やCORBA::Request;;send_oneway()、CORBA::Request::send_deferred()で呼び出すメソッドの復帰値のTypeCodeを設定する必要があります。
リクエストオブジェクトのオブジェクトリファレンスを設定します。CORBAクライアントは、RequestクラスのCORBA::Request::invoke()やCORBA::Request::send_oneway()、CORBA::Request:: send_deferred()の呼び出し時に、このオブジェクトリファレンスを指定する必要があります。
以下のフラグが指定できます。
arg_listで指定したリストオブジェクト(NVList)がリクエストオブジェクトに結び付けられます。この場合、arg_listを指定しなければなりません。
CORBA::OUT_LIST_MEMORYが指定されなければ、リストオブジェクトはプログラムが解放するまで利用可能です。
例外情報が格納される構造体。
復帰値
正常終了した場合は、CORBA::OKが返され、requestにリクエストオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
異常終了した場合は、CORBA::FAILEDが返されます。