ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

1.11.14 CORBA_ORB_clear_client_request_timer()

名前

CORBA_ORB_clear_client_request_timer -スレッド単位のサーバメソッド待機時間のクリア

形式

void
CORBA_ORB_clear_client_request_timer(
      CORBA_ORB              orb, 
      CORBA_Environment      *env );

機能説明

CORBA_ORB_set_client_request_timer()で設定したサーバメソッド待機時間をクリアします。本関数を発行したスレッドが今後発行するリクエストのサーバメソッド待機時間はシステムのデフォルト値に戻ります。
CORBA_ORB_set_client_request_timer()でサーバメソッド待機時間を設定した場合は、スレッドを終了する前に、本関数を発行する必要があります。なお、CORBA_ORB_set_client_request_timer()でサーバメソッドの待機時間を設定しないスレッドが本関数を発行しても何も行ないません。

パラメタ

orb

CORBA_ORB_init()によって獲得したORBのオブジェクトリファレンス。

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常復帰した場合の復帰値はありません。
異常終了した場合はenv構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが設定され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。_idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。