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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express トラブルシューティング集
FUJITSU Software

A.3 スレッドダンプツール

■スレッドダンプツールとは

  スレッドダンプツールは、Java VMのスレッドダンプ(コマンドプロンプトから[Ctrl]キーを押しながら[Break]キーを押し採取したスレッドダンプ)と同じく、各スレッドの状態を出力し、プログラム全体や、各スレッドの実行状況を解析する助けとなるスレッドダンプを出力する機能です。

  スレッドダンプツールは、Java VMのスレッドダンプ出力に以下の機能を追加しています。

  なお、Java VMのスレッドダンプ出力の操作方法は、“チューニングガイド”の[JDK/JREのチューニング] > [チューニング/デバッグ技法] > [スレッドダンプ]を参照してください。

■動作環境

サポート対象のJDK/JRE

  製品添付のJDK/JRE

■2種類のコマンド

スレッドダンプツールには、以下の2種類のコマンドがあります。

これら2種類のコマンドは、以下にしたがって使い分けてください。

例えば、以下はWindowsサービスとして動作するので、スレッドダンプを採取するためにはthdumpSVCコマンドを使用します。

なお、各コマンドには、機能的な相違点はありません。

■格納先

  格納先は次のとおりです(製品を“C:\Interstage”にインストールした場合)。