OTSの動作環境に異常が発生した場合の環境の初期化方法について、以下に説明します。
注意
本操作は、手動でOTSの動作環境の初期化を行います。十分に注意して操作してください。
サイトからサーバグループに参加しているサーバを離脱します。マルチサーバ環境において、対象サーバがサイトに参加している場合は、サイトから削除してください。
以下のOTS動作環境ファイルが残っている場合は、OTS動作環境ファイルを削除します。
C:\Interstage\ots\etc\setup.inf C:\Interstage\ots\etc\sysconfig C:\Interstage\ots\etc\sysconfig.ser C:\Interstage\ots\etc\rmpconfig.ser
/opt/FSUNots/etc/otssetup.inf /opt/FSUNots/etc/sysconfig /opt/FSUNots/etc/sysconfig.ser /opt/FSUNots/etc/rmpconfig.ser
/opt/FJSVots/etc/otssetup.inf /opt/FJSVots/etc/sysconfig /opt/FJSVots/etc/sysconfig.ser /opt/FJSVots/etc/rmpconfig.ser
Interstage管理コンソール/セットアップ情報ファイル/Interstage動作環境定義に指定したトランザクションログファイルが残っている場合は、トランザクションログファイルを削除します。
データベース連携サービスが登録した以下のネーミングサービス登録情報を削除します。
CosTransactions::RecoveryCoordinator
JTSRMP:xxxxxx(注)
注)xxxxxxは、環境により異なります。odlistnsコマンドで登録情報を確認してください。
# odlistns Name(Type) IntfID JTSRMP:220A7D9D(o) IDL:com/fujitsu/interstage/ots/jts/FjtsResourceFactory:1.0 CosTransactions::RecoveryCoordinator(o) IDL:CosTransactions/RecoveryCoordinator:1.0 # OD_or_adm -d -n CosTransactions::RecoveryCoordinator # OD_or_adm -d -n JTSRMP:220A7D9D
データベース連携サービスが登録したインプリメンテーションリポジトリ情報を削除します。
# OD_impl_inst -d -r IDL:CosTransactions/RecoveryCoordinator:1.0 # OD_impl_inst -d -r IDL:CosTransactions/TransactionFactory:1.0 # OD_impl_inst -d -r OTS_JTSRMP
データベース連携サービスが登録したイニシャルサービス情報を削除します。
# OD_or_adm -d -i TransactionService