リスナの異常
セション情報管理機能を使用し、事象通知リスナを作成してセション情報域のタイムアウトを監視している環境で、セション情報域のタイムアウトが発生してもセション情報管理の事象通知リスナにタイムアウト通知が行われない場合、事象通知リスナの実装時に必要なライブラリをリンクしていないか、またはインプリメンテーションリポジトリへの登録に誤りがある可能性があります。
この場合、システムログファイルにメッセージtd14003が以下のエラー情報を付加して出力されます。
ISTD_SMO_LISTENER2_timeout ISTD_SMO_LISTENER_timeout
IDL:CORBA/StExcep/BAD_OPERATION:1.0
上記の条件に一致する場合、事象通知リスナの作成時に正しいライブラリをリンクしているかを確認してください。
リンクライブラリについては、「アプリケーション作成ガイド (コンポーネントトランザクションサービス編)」の「セション情報管理機能を使用したトランザクションアプリケーションの作成」を参照してください。
ライブラリのリンクに誤りがあった場合は、正しいライブラリをリンクして事象通知リスナを再作成してください。