名前
imqbrokerd - メッセージブローカの起動
形式
imqbrokerd [[-Dproperty=value]...] [-force] [-h|-help] [-javahome javahome|-jrehome jrehome] [-name name] [-port #] [-remove instance] [-reset data] [-shared] [-s|-silent] [-tty] [-v|-version] [-vmargs vmarguments]
機能説明
メッセージブローカを起動します。また、以前に起動したメッセージブローカの資材が不要な場合、起動時に削除することもできます。
オプション
オプション名 | 説明 |
---|---|
-D | メッセージブローカに様々な設定を行う場合に使用します。 例) |
-force | メッセージブローカの資材の削除時に、削除確認をユーザに問い合わせません。 |
-help | 使用法の情報を表示します。 |
-javahome | メッセージブローカを動作させるJava VMのパスを指定します。 |
-name | 引数に指定した名前のメッセージブローカインスタンスを起動します。(注1) |
-port | メッセージブローカのポート番号を指定します。本ポートは、ポートマッパーのポート番号として使用されます。(注2) |
-remove | 不要となったメッセージブローカの資材(設定ファイル、ログファイル、持続ストアおよびその他の関連するファイルやディレクトリ)を削除します。 |
-reset | 動的に作成したメッセージブローカのデータを削除します。
|
-shared | 共有スレッドプールモデルを使用してjmsサービスを実行します。 |
-silent | 端末コンソールにメッセージを一切表示しません。 |
-tty | ログファイルに加えて、端末コンソールにすべてのメッセージを表示します。 |
-version | 以下のバージョン情報を表示して終了します。
|
-vmargs | vmargumentsをJava VMに渡します。vmargumentsに空白を含める場合は、ダブルクォーテーション(")で囲んでください。 |
引数に指定するメッセージブローカインスタンス名には、以下の文字を含めないでください。
ファイル名に使用できない記号(\ / : * ? " < > | .)
空白
DOSデバイス名
ポート番号には、システム上のアプリケーションを含むすべてのサービスにおいて、それぞれ異なるポート番号を設定する必要があります。以下の値を設定しないでください。
システム内の他のサービス、システム上のアプリケーションが使用するポート番号
システムが動的に割り当てる領域のポート番号(エフェメラルポート)
ポート番号の設定については、「システム設計ガイド」の付録「ポート番号」を参照してください。
戻り値
0: 正常終了
0以外: 異常終了
注意事項
本コマンドは、管理者権限を持つユーザで実行してください。
本コマンドは、メッセージブローカを停止した状態で実行してください。
使用例
以下のように実行します。
>imqbrokerd -s -name TestBroker -port 37676 |