ログ量の見積もり式について以下に示します。
ここで見積もるログ量は、トランザクション単位(1回あたりのエントリの更新)で出力されるログ量です。ログ量は、テンポラリログファイル(BIログ量、AIログ量)、およびアーカイブログファイルを見積もるための基礎値となります。
■BIログ量
トランザクション単位のBIログ量は、以下の式で見積もります。単位はバイトです。なお、算出したトランザクションのBIログ量に、安全率(1.3)を乗算することを推奨します。
テーブルの詳細設定をしない場合
トランザクションのBIログ量 = (42,837 × 1エントリあたりの属性数 × 1.3 + 8,255) × 1.3(安全率)
テーブルの詳細設定をする場合
トランザクションのBIログ量 = (((3689 + 6.8 × MAX(942, S)
+ MAX(32768, B)) × 1エントリあたりの属性数 × 1.3
+ 1806 + 6.8 × MAX(942,S)) × 1.3(安全率)
S: 1エントリあたりの文字型属性の平均サイズ × 1.3
B: 1エントリあたりのバイナリ型属性の平均サイズ × 1.3
MAX()
列挙した引数のなかの最大値を表現します。■AIログ量
トランザクション単位のAIログ量は、以下の式で見積もります。単位はバイトです。なお、算出したトランザクションのAIログ量に、安全率(1.3)を乗算することを推奨します。
テーブルの詳細設定をしない場合
トランザクションのAIログ量 = (42,837 × 1エントリあたりの属性数 × 1.3 + 8,255) × 1.3(安全率)
テーブルの詳細設定をする場合
トランザクションのAIログ量 = (((3689 + 6.8 × MAX(942, S)
+ MAX(32768, B)) ×1エントリあたりの属性数 × 1.3
+ 1806 + 6.8 ×MAX(942, S)) × 1.3(安全率)
S: 1エントリあたりの文字型属性の平均サイズ × 1.3
B: 1エントリあたりのバイナリ型属性の平均サイズ × 1.3
MAX()
列挙した引数のなかの最大値を表現します。■アーカイブログ量
トランザクション単位のアーカイブログ量は、AIログ量と同じです。