本書の目的
本書は、運用形態を変更したり、システム規模を変更する場合などに必要な環境設定のチューニングについて説明しています。
本書は、Interstage Application Serverの運用を行う方を対象に記述されています。
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
C言語に関する基本的な知識
C++言語に関する基本的な知識
COBOLに関する基本的な知識
Java言語に関する基本的な知識
インターネットに関する基本的な知識
オブジェクト指向技術に関する基本的な知識
分散オブジェクト技術(CORBA)に関する基本的な知識
リレーショナルデータベースに関する基本的な知識
使用するOSに関する基本的な知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
第1章 必要資源
Interstageの運用時に必要な資源について説明します。
第2章 Interstageのチューニング
Interstageのモデルケースから、より詳細なシステム構築を行う場合に必要となるチューニングについて説明します。
第3章 システムのチューニング
システムのチューニングについて説明しています。
第4章 ワークユニットのチューニング
ワークユニットのチューニングについて説明しています。
第5章 Java EE機能のチューニング
Java EE機能を運用する際のチューニングについて説明しています。
第6章 J2EEのチューニング
J2EEアプリケーションの動作に必要なチューニングについて説明します。
第7章 業務構成管理機能のチューニング
業務構成管理機能が管理するリポジトリのチューニングについて説明します。
第8章 JDK/JREのチューニング
JDK/JREのチューニングに関して、基本的な知識、Java VM、異常発生時の原因振り分け方法およびチューニング方法について説明します。
第9章 データベース連携サービスのチューニング
データベース連携サービスのiniファイルについて説明します。
付録A CORBAサービスの動作環境ファイル
CORBAサービスの環境定義について説明しています。
付録B コンポーネントトランザクションサービスの環境定義
コンポーネントトランザクションサービスの環境定義について説明しています。
付録C データベース連携サービスの環境定義
データベース連携サービスの環境定義について説明しています。
付録D イベントサービスの環境定義
イベントサービスの環境定義について説明しています。
付録E Interstage HTTP Serverの環境定義
Interstage HTTP Serverの環境定義について説明します。
付録F Interstage シングル・サインオンの環境定義
Interstage シングル・サインオンを運用するための、環境定義のチューニングについて説明します。
付録G マルチサーバ管理の環境定義
マルチサーバ管理の環境定義について説明します。
付録H Portable-ORBの環境設定
Portable-ORBの環境設定について説明します。
付録I Webサーバ(Sun Java System Web Server)の環境定義
Webサーバ(Sun Java System Web Server)を使用する場合の環境定義について説明します。
RHEL7のunitファイルでの環境定義について説明します。
製品名称の略称について
本マニュアルでは、以下の製品名称を略称で表記している箇所があります。
略称 | 製品名称 |
---|---|
EE | Interstage Application Server Enterprise Edition |
SJE | Interstage Application Server Standard-J Edition |
WS | |
輸出許可
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
著作権
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2014年10月 第4版 |