V11.1.0以前と比較して以下の非互換があります。
Interstage Java EE Node Agentサービス起動時におけるIJServerクラスタの自動起動が完了するまでの待ち時間が20分から30分に変更されています。
レスポンス監視時間の警告メッセージ
「アプリケーション最大処理時間超過時の制御」で「警告メッセージを出力する」を指定した場合のレスポンス監視時間超過時の警告メッセージがデフォルトでイベントログ/システムログに出力されなくなりました。
イベントログ/システムログを監視して、IJServerクラスタのレスポンス監視時間超過時の警告メッセージを検出する場合は、「チューニングガイド」-「レスポンス監視時間」を参照して、イベントログ/システムログへの出力を有効にします。
IJServerクラスタのフルスレッドダンプ採取時の警告メッセージ
以下の監視時間超過時に動作するフルスレッドダンプの採取で異常が発生した場合の警告メッセージがデフォルトでイベントログ/システムログに出力されなくなりました。イベントログ/システムログを監視して、フルスレッドダンプの採取時の警告メッセージを検出する場合は、「チューニングガイド」-「フルスレッドダンプの採取」を参照して、イベントログ/システムログへの出力を有効にします。
アプリケーション処理時間
レスポンス監視
IJServerクラスタ起動待ち時間
IJServerクラスタ停止待ち時間
予兆監視機能の警告メッセージについて
不要なメッセージの対処を削減するため、予兆監視機能の警告メッセージがデフォルトでイベントログ/システムログに出力されなくなりました。V11.1.0以前から移行すると、予兆監視機能の警告メッセージはイベントログ/システムログに出力されなくなります。
イベントログ/システムログを監視して、IJServerクラスタの予兆監視の警告メッセージを検出する場合は、 「チューニングガイド」の「予兆監視機能のチューニング」を参照して、イベントログ/システムログへの出力を有効にします。
最大Javaヒープ領域のデフォルト値が変更されています。詳細は、「4.15 メモリサイズ」を参照してください。
V11.0以前と比較して最大Javaヒープ領域のデフォルト値が変更されています。詳細は、「4.15 メモリサイズ」を参照してください。