照合順序変更を使用する場合に、変更する照合順序を指定します。
照合順序変更は、キーフィールド、および選択フィールド(被比較フィールド、比較フィールド)のデータ形式としてcolが指定されたフィールドを照合順序変更オプション(-x)で指定した照合順序に従って比較します。
照合順序は複数指定することができます。複数の照合順序を指定する場合は、照合順序をコンマ(,)で区切って指定します。
記述形式
-x col-def [ ,col-def ...]
col-def
変更する照合順序をccttの形式で指定します。
照合順序変更では、フィールド中に16進数のccと等しいバイトがあれば、そのバイトを16進数のttとみなして比較します。ccで指定されていない16進数はそのまま比較されます。
記述例
例
16進数の20を16進数の23とみなして比較する場合は、以下のように指定します。
-x 2023
同じ16進数に対して複数の照合順序を指定した場合は、最後に指定した照合順序が有効になります。以下の例では、16進数の20は16進数の3Aとみなして比較します。
-x 2023,2040,203A
ASCIIコードの数字(16進数の30~39)をEBCDICコードの数字(16進数のF0~F9)とみなして比較する場合は、以下のように指定します。
-x 30F0,31F1,32F2,33F3,34F4,35F5,36F6,37F7,38F8,39F9