出力ファイルを指定します。
標準出力オプション(-w)と同時に指定された場合は、出力ファイルオプション(-o)が優先されます。
出力ファイルは複数指定することができます。複数の出力ファイルを指定する場合は、出力ファイルオプション(-o)を複数指定します。複数の出力ファイルを指定した場合、リカバリー処理として出力ファイルがファイルシステムの許容量を超えたときに次の出力ファイルへ切り替えて出力します。このため、複数の出力ファイルを指定する場合は、異なるファイルシステムに配置してください。リカバリー処理は、以下のファイルを処理する場合に指定できます。
システム標準のファイル(テキストファイル、バイナリファイル)
富士通COBOLレコード順ファイルの高速アクセスライブラリ(libbscblfast64.so)を使用した富士通COBOLファイル
富士通COBOL物理順ファイルの高速アクセスライブラリ(libbscblpsfast64.so)を使用した富士通COBOLファイル
記述形式
-o outfile [ -o outfile ...]
outfile
出力ファイルのファイルパス名を指定します。
出力ファイルに半角空白を含むファイルパス名を指定する場合は、ファイルパス名をダブルクォーテーション(")で囲みます。
記述例
例
半角空白を含む出力ファイルパス名を指定する場合は、以下のように指定します。
-o "/out files/output file"
出力ファイルに/output1/sortout1を指定し、出力ファイルがファイルシステムの許容量を超えたときのリカバリー処理として、続きを/output2/sortout2へ出力する場合は、以下のように指定します。
-o /output1/sortout1 -o /output2/sortout2