サーバで行うバッチ処理などにコマンドを組み込んで、PowerSORTを使用することができます。
コマンドには、bsortコマンド、およびbsortexコマンドがあります。bsortexコマンドは、bsortコマンドを拡張したコマンドです。
詳細は、第3章 PowerSORTのbsortコマンドを使用する、および第4章 PowerSORTのbsortexコマンドを使用するを参照してください。
bsortexコマンドは、bsortコマンドの機能を拡張したコマンドです。
bsortexコマンドだけで可能な機能は以下のとおりです。
ファイルの分割出力機能(-outputオプションのmaxfilesizeオペランド、maxrecnumオペランド)
出力するデータを複数のファイルへ分割して出力できます。ひとつのファイルに出力する大きさは、ファイルサイズやレコード件数で指定できます。
出力ファイルに対する選択機能(-outputオプションのincludeオペランド、omitオペランド、caseオペランド)
出力ファイルごとに出力するレコードの条件を指定して、条件別にファイルを分けて出力できます。
出力ファイルに対する再編成機能(-outputオプションのreconstオペランド)
入力時点のレコード再編成に加えて、出力ファイルへレコードを書き込む直前にもレコード再編成ができます。
レコード集約機能、およびサプレス機能における特定レコード出力機能(-summaryオプション)
レコード集約機能、およびサプレス機能では、キー値の等しい複数レコードの先頭レコード、または最終レコードに結果を残すことができます。
EOF制御文字をファイルの最後と認識する機能(-inputオプションのeofオペランド)
入力ファイルがテキストファイルの場合、EOF制御文字をファイルの最後と認識するか否かを指定することができます。