本章では、以前のバージョンレベルで発生した障害の修正について説明します。
項番 | VL(注) | P番号 | 現象 |
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1 | V1.0L10 | PG89334 | 特定ユーザ権限でnficcntlコマンドを実行した場合、14887メッセージを出力してnficcntlコマンドが失敗することがあります。 |
2 | V1.0L10~ | PG94880 | ホストからFNAセションの確立を行う場合、EONF通信機能の内部エラーを示す12106メッセージを出力し、FNAセションの確立に失敗することがあります。 |
3 | V1.0L30~ | PG97910 | 以下の条件の場合、56132メッセージを出力し、host資源の閉塞が失敗することがあります。その結果、当該host資源と対応づけられているFNAセションを確立することができなくなります。 |
4 | V1.0L10~ | PG97616 | 以下の条件の場合、30092メッセージを出力してnficstopコマンドが異常終了することがあります。 |
5 | V1.0L10~ | PG97896 | NETSTAGE/FICを起動させたままOSを再起動すると、NETSTAGE/FICの起動が失敗することがあります。 |
6 | V1.0L10~ | PG97897 | ディスクの容量不足のためにNETSTAGE/FICの起動が失敗する場合に、原因が容量不足であることがわかるように出力メッセージを改善します。 |
7 | V1.0L10~ | PH02255 | NETSTAGE/FICの強制停止(-fオプション指定)を行うと、停止処理途中でハング状態となり、停止コマンド(nficstopコマンド)が完了しないことがあります。 |
8 | V1.0L10~ | PH02247 | FNA ACパススルー通信において、FNAセションの解放中にNETSTAGE/FICを通常停止(nficstopコマンド)または該当FNAセションのvpu資源またはvlu資源を非活性化(nficcntlコマンド)すると、通信プロセスがダウンすることがあります。 |
9 | V1.0L10~ | PH02445 | ホットスタンバイ構成の富士通メインフレームの現用側および待機側が共に未起動の状態で、富士通メインフレームへの接続を行うと、NETSTAGE/FICの内部ログ情報がすべてのLinux端末の標準出力に出力されることがあります。 |
注)V/Lは障害が存在する範囲を示します。