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Interstage Web Server Express インストールガイド
FUJITSU Software

3.5 製品メディア(DVD-ROM)のマウント方法について

本製品のサーバパッケージDVDをマウントする場合、次のようにmountコマンドで明示的にISO 9660ファイルシステムを指定することを推奨します。


# mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 <DVD-ROMマウントディレクトリ>

注意

本製品のサーバパッケージDVDは、“UDF Bridge”形式で作成されています。このため、ISO 9660ファイルシステムまたは、UDFファイルシステムのいずれかでマウントすることが可能ですが、UDFファイルシステムでマウントした場合には、実行ファイルの実行権限が除去されることがあります。この場合、インストーラが実行できないなどの問題が発生します。
OSによっては以下のマウント仕様となっている場合がありますので、注意してください。マウントされているDVD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

  • 自動マウントまたは、mountコマンドでファイルシステムオプションを省略してDVD-ROMをマウントした場合に、UDFファイルシステムでマウントされるため、DVD-ROM上のコマンドを実行することができない。

  • RHEL5(x86)/(Intel64)で自動マウントデーモン(autofs)によるDVD-ROMの自動マウントを行った場合、マウントオプションに"noexec"が設定されるため、DVD-ROM上のコマンドを実行することができない。


ポイント

DVD-ROM装置がない場合、外部サーバのDVD-ROM装置をNFSマウント等で共有することで本製品をインストールすることができます。
この場合、共有されたinstall.shシェルを使用して、通常の手順でインストールを行うことができます。
ただし、インストールを実行するサーバ上でファイルパーミッションが変更、または制限されている場合は、正常に実行することができませんので、DVD-ROM装置を共有する際には設定に注意してください。