FJSVsmee、FJSVsclrパッケージは、Systemwalker Centric Managerなど、本製品以外の富士通製製品に同梱されている場合があります。その場合のインストール時の注意事項について説明します。
FJSVsmee、FJSVsclrパッケージの確認方法
本バージョンの本製品が同梱しているFJSVsmee、FJSVsclrのバージョンは以下のとおりです。
FJSVsmee 4.1.2 FJSVsclr 2.0.7
インストール済みのFJSVsmee、FJSVsclrパッケージの確認
FJSVsmee、FJSVsclrパッケージがインストールされているかを確認します。また、インストールされている場合には、そのバージョン・レベルを確認します。
それぞれ、以下の方法で確認します。
# rpm -q -i FJSVsmee | grep Version # rpm -q -i FJSVsclr | grep Version
インストールされている場合にはバージョン情報が表示されます。何も表示されなかった場合にはインストールされていないため、特に注意は不要です。通常どおりインストールしてください。
インストールする富士通製品に含まれているパッケージの確認
インストールしようとしている富士通製品に含まれているパッケージのバージョンは、以下の手順で確認できます。
# rpm -q -i -p パッケージファイル名 | grep -E 'Version|Name'
実行結果は以下のように表示されます。パッケージ名とバージョン情報(下線部)を参照して確認してください。
# rpm -q -i -p FJSV_Smee-4.1.2-01.i686.rpm | grep -E 'Version|Name' Name : FJSVsmee Relocations: /opt Version : 4.1.2 Vendor: FUJITSU LIMITED # rpm -q -i -p FJSVsclr-2.0.7-01.i686.rpm | grep -E 'Version|Name' Name : FJSVsclr Relocations: /opt /etc/opt Version : 2.0.7 Vendor: FUJITSU LIMITED
Interstageがインストールされているマシンに、FJSVsmeeやFJSVsclrを同梱している他の製品をインストールする場合
他の製品が同梱しているFJSVsmeeパッケージが古いか同じである場合、FJSVsmeeパッケージは本製品がインストールしたパッケージをそのまま使用してください。
他の製品が同梱しているFJSVsclrパッケージが古いか同じである場合、FJSVsclrパッケージは本製品がインストールしたパッケージをそのまま使用してください。
他の製品が同梱しているFJSVsmee、FJSVsclrパッケージのほうが新しい場合、以下の手順で他の製品をインストールします。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f
また、本製品以外の製品でも使用されている場合がありますので、すべての富士通製製品を停止してください。停止方法については、それぞれの製品のマニュアルを参照してください。
古いパッケージをアンインストールします。
インストールされているパッケージが古い場合、それぞれ、以下を実行します。
# rpm -e FJSVsmee # rpm -e FJSVsclr
他の製品をインストールします。インストール方法については、各製品のマニュアルを参照してください。
本製品を起動します。
# isstart
他の製品によってFJSVsmee、FJSVsclrがインストールされているマシンにInterstageをインストールする場合
以下の手順でインストールします。
すべての富士通製製品を停止します。停止方法については、各製品のマニュアルを参照してください。
FJSVsmee、FJSVsclrパッケージをアンインストールします。
# rpm -e FJSVsmee # rpm -e FJSVsclr
本製品をインストールします。
本製品のインストールしたFJSVsmee、FJSVsclrパッケージのバージョンが、すでにインストールされていたパッケージよりも古い場合、FJSVsmee、FJSVsclrパッケージをアンインストールします。
# rpm -e FJSVsmee # rpm -e FJSVsclr
新しいバージョンのFJSVsmee、FJSVsclrパッケージを同梱していた製品からFJSVsmee、FJSVsclrパッケージを再インストールします。インストール方法については、その製品のマニュアルを参照してください。
1.で停止したすべての製品を起動します。起動方法については、各製品のマニュアルを参照してください。