AIM(Advanced Information Manager)は、オンラインデータベースシステムを作成するために必要な機能を備えたソフトウェアです。利用者の作成する応用プログラムとAIMを組み合わせることにより、オンラインデータベースシステムを構築することができます。
ADL(Aim Description Language)は、AIMシステムの規模、動作環境などを利用者の運用形態に応じて定義するための言語です。AIMを使用するため、AIMシステム環境、オンライン環境、ネットワークデーベース応用プログラム環境等を構築するためのコマンドです。
AIM(Advanced Information Manager)プロシジャは、AIMにおいてワークステーションに対する業務処理を規定したものです。プロシジャは、いくつかの応用プログラムから構成され、これらの応用プログラムにおいてワークステーションに対する業務処理を行います。
ANSER(Automatic Answer Network System for Electrical Request)は、顧客の連絡業務(入金通知、自動引落しの通知など)や顧客からの照会要求に対する応答業務を、音声やFAX、コンピュータなどによってリモートで行うためのシステムです。
CAFIS(Credit And Finance Information Switching system)は、全国の店舗・企業とクレジットカード会社・金融機関をネットワークで結び、カード取引処理を行うカード決済総合サービスを提供しています。
EBCDIC(Extended Binary Coded Decimal Interchange Code)コードは、文字コードの1つで、富士通メインフレーム上の文字コードをいいます。
ENQ(ENQuiry)は、メッセージの受信勧誘または応答督促を示します。すなわち、メッセージの送信要求として使用し、また、送信したメッセージに対するレスポンスの再送要求、あるいはWACKに対する応答としても使用します。
EONF(Extended and Open Networking Facility)は、FNA5に関するVTAMの用語であり、ネットワーク全体を相互接続するための基幹ネットワーキング機能です。EONFは、OSI下位4層によるOSIネットワーキング機能と、OSI下位層上でFNA上位プロトコルを実行するFNA通信搭載機能からなります。
富士通が提供してきたディスプレイサブシステムです。
F9526端末は、A/Nの範囲の文字を扱う端末です。
F6650端末は、A/Nに加え、日本語を扱う端末です。
F6680端末は、日本語に加え、イメージデータも扱う端末です。
GS連携方式は、富士通メインフレームとの間で高信頼通信を行います。本方式では冗長化した伝送路(最大8多重まで)を同時に使用し、正常時はTCPコネクションごとに伝送路を自動的に振り分けて通信を行い、異常発生時には、該当の伝送路を切り離してTCPコネクションを正常な伝送路へ移動し、縮退運用を行います。
PRIMECLUSTER GLS(Global Link Services)は、伝送路二重化機能を提供する製品です。伝送路二重化機能には、高速切替方式、NIC切替方式、仮想NIC方式およびGS連携方式があります。
経路種別のことをいいます。
CAFIS-TCP/IP通信手順における経路種別には、制御経路、仕向経路、被仕向経路があります。
ANSER-TCP/IP通信手順における経路種別には、制御経路、通知経路、照会経路があります。
NCS-UDP通信手順における経路種別には、制御経路、仕向経路、被仕向経路があります。
WACK(Wait before transmit positive ACKnowledgement)は、次のメッセージ受信が受信ステーション側で一時的に(2秒間)不可能である(待機伝送)ことを示します。
サーバ負荷分散装置では、負荷分散対象のサーバを1つのサーバ群とみなし、そのサーバ群を「サーバファーム(server farm)」と呼びます。サーバファームに仮想IPアドレスおよび仮想ポート番号を割り当てることで、1台の巨大なサーバとして利用者に見せることができます。
複数のサーバ装置を1台のサーバに仮想化して、サーバ装置へのアクセスを分散する装置です。
サーバ負荷分散装置を使用することで、各サーバ装置の負荷を平準化すると共に、安定した品質、高い信頼性、柔軟な拡張性を兼ね備えたサービスを提供できます。
全銀システム(全国銀行データ通信システム)は、全国銀行内国為替制度に加盟する金融機関(以下「加盟銀行」)相互間の内国為替取引に関する通知の送受信および同取引によって生じる加盟銀行間の為替決済額の算出などを処理するオンラインシステムです。
F6681系端末制御装置など、富士通メインフレームのデータを処理する計算機システムと端末の間に接続され、通信の制御や配下の端末の制御を行う装置のことをいいます。通常、1台の端末制御装置に複数の端末を接続することができます。
サーバ負荷分散装置をクライアントとサーバファームの間に配置する場合の方法の1つです。
通過型配置は、クライアントからのデータも、分散対象サーバからのデータも、サーバ負荷分散装置を経
由するように、サーバ負荷分散装置やネットワーク環境を構築します。
サーバ負荷分散装置において、稼動中の分散対象サーバが故障または高負荷状態になると、予備のサーバを分散対象に組み込んで動作させることができます。この予備のサーバをバックアップ・サーバと呼びます。
FNAonTCP/IP通信で使用するTCPコネクションを確立するサーバポート番号(492)です。
ローカルアドレスFNAonTCP/IP通信において、端末装置(LU)単位に割り当てる番号をいいます。LU番号ともいいます。