IDL定義ファイルからプログラム作成に必要なスタブ/スケルトンファイルを生成します。スタブ・スケルトンファイルは、IDLコンパイラにより生成されます。
本サンプルの場合、トランザクションアプリケーション用IDLコンパイラであるtdcコマンドでIDL定義ファイルをコンパイルしてください。
なお、アプリケーションの開発言語によって、生成されるスタブ・スケルトンファイルが異なるため、IDL定義ファイルのコンパイル時には、アプリケーションの開発言語に合わせて、以下に示すオプションを指定してください。
クライアントアプリケーション
C言語:-c
C++:-vcpp
COBOL:-cobol
サーバアプリケーション
C言語:-mc
C++:-mvcpp
COBOL:-mcobol
クライアントアプリケーション
C言語:-c
C++:-cpp
COBOL:-cobol
サーバアプリケーション
C言語:-mc
C++:-mcpp
COBOL:-mcobol
クライアントアプリケーション
C言語:-c
C++:-cpp
サーバアプリケーション
C言語:-mc
C++:-mcpp
なお、IDLコンパイラはIDL定義ファイルで記述されたIDLインタフェース情報をシステムに登録する機能も備えているため、すでにIDLインタフェース情報が登録されている場合は、IDLコンパイルコマンドが異常終了します。その場合は、以下のオプションを指定し、すでに登録されているIDLインタフェース情報を削除した後に、再度、IDL定義ファイルのコンパイルを実施するようにしてください。
-delete
例:C言語の場合
%tdc -c -mc -delete prcbind.idl
%tdc -c -mc prcbind.idl