システム構成の変更には、以下があります。
データベースサーバの増設
データベースサーバの運用形態の変更
ロググループの追加
データベースサーバを増設する場合の各サーバでの対処について説明します。
アプリケーションサーバ側の対処
データベースサーバ側の対処
以下の手順で環境を再設定します。
アプリケーションサーバをapcstopコマンドにより停止します。
データベースサーバの増設が完了したことを確認します。
APC動作環境ファイルの以下の定義種別を変更します。(注)
RDBSYSTEM
RDBCHECK
SQLSERVER
アプリケーションサーバをapcstartコマンドにより起動します。
データベースサーバと通信可能状態であることをapcnetコマンドにより確認します。
注) 定義種別の変更例について、以下に示します。
PRIMECLUSTERのロードシェア運用で、1ノード増設し、2:1運用待機型から3:1運用待機型へ変更する場合
RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700, host2,26551,26700, host3,26551,26700, host4,26551,26700) RDBSYSTEM = (rdbsys2,host1,26552,26701, host2,26552,26701, host3,26552,26701, host4,26552,26701) RDBSYSTEM = (rdbsys3,host1,26553,26702, host2,26553,26702 host3,26553,26702 host4,26553,26702) RDBCHECK = (rdbsys1,10,20) RDBCHECK = (rdbsys2,10,20) RDBCHECK = (rdbsys3,10,20) SQLSERVER = (sqlsvr1,DB1,rdbsys1,rdbsys2,rdbsys3)
データベースサーバの運用形態を変更する場合の各サーバでの対処について説明します。
アプリケーションサーバ側の対処
データベースサーバ側の対処
以下の手順で環境を再設定します。
アプリケーションサーバをapcstopコマンドで停止します。
データベースサーバの運用形態の変更が完了したことを確認します。
APC動作環境ファイルの以下の定義種別を変更します。(注)
RDBSYSTEM
アプリケーションサーバをapcstartコマンドで起動します。
データベースサーバと通信可能状態であることをapcnetコマンドで確認します。
注)定義種別の変更例について、以下に示します。
フェイルオーバ運用の運用形態を1:1運用待機型からカスケード型へ変更する場合
RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700, host2,26551,26700, host3,26551,26700)
PRIMECLUSTERの2:1運用待機型から2:2運用待機型へ変更する場合
RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700, host2,26551,26700, host3,26551,26700, host4,26551,26700) RDBSYSTEM = (rdbsys2,host1,26552,26701, host2,26552,26701, host3,26552,26701, host4,26552,26701)
SafeCLUSTERの2:1運用待機型からPRIMECLUSTERの2:1運用待機型へ変更する場合
RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700, host2,26551,26700, host3,26551,26700) RDBSYSTEM = (rdbsys2,host1,26552,26701, host2,26552,26701, host3,26552,26701)
Symfoware ServerとConnection Manager(データベースサーバ)の環境設定を行い、データベースサーバを起動します。
参照
詳細については、“RDB運用ガイド”または“クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
9.x以前のロードシェア機能を利用する場合、この対処を行う必要はありません。