アプリケーションサーバとデータベースサーバの相互ダウン監視を行うために、データベースサーバ上に監視プロセスを起動する必要があります。以下に監視プロセスの起動と停止について説明します。
監視プロセスの起動
監視プロセスの停止
クラスタシステムを使用してフェイルオーバ運用またはロードシェア運用を行っている場合、監視プロセスは状態遷移プロシジャから自動的に起動します。このため、監視プロセスを起動するための手続きは必要ありません。
注意
データベースサーバでポート番号の設定が行われていない場合は、監視プロセスの起動は行いません。
クラスタシステムを使用していない場合、apcspvコマンドを使用して監視プロセスを起動する必要があります。また、rdbstartコマンドと同時にrdbcrbf、rdbconbf、rdbresidentコマンドを実行している場合は、それらのコマンドの実行後にapcspvコマンドを実行します。
以下に監視プロセスを起動する場合の例を示します。
$ rdbstart $ rdbcrbf -f /home/rdbcrbf_file $ rdbconbf -f /home/rdbconbf_file $ rdbresident -mon -f /home/rdbresident_file $ apcspv
監視プロセスを起動するためには、Symfoware Serverのプロセスを起動する必要があります。
apcspvコマンドは、アプリケーション接続環境の開設プロシジャから起動してください。
参照
アプリケーション接続環境の開設プロシジャについては、“RDB運用ガイド”の“アプリケーション接続環境の開設”を参照してください。
監視プロセスだけを停止するコマンドはありません。Symfoware Serverのプロセスを停止すると、監視プロセスは自動的に停止します。