クラスタ運用時のアプリケーション作成において考慮する事項を説明します。
参照
クラスタ運用についての詳細は、“クラスタ運用ガイド”を参照してください。
クラスタ運用時に、アプリケーションの接続先の切り替えが発生した場合、明示的にコネクションを切断し、コネクションの再接続またはアプリケーションを再実行してください。
以下に切り替え発生時のエラーと対処を示します。
状態 | エラー情報(注2) | 対処 | |
---|---|---|---|
ノードダウン(サーバダウン) | アクセス中にダウンしたとき | 57P01 57P02 YE000 26000 40001 | 切替え完了後、コネクションの再接続、またはアプリケーションを再実行してください。 |
ダウン中にアクセスしたとき | 08001 | ||
待機ノード(スタンバイサーバ) | アクセス中に切替えたとき | 57P01 57P02 YE000 26000 40001 | |
切替え中にアクセスしたとき | 08001 |
注1: ( )内は、データベース多重化運用の用語です。
注2: SQLSTATEの返却値となります。
アプリケーションで指定するIPアドレスは、Glsリソースの作成、または、引継ぎネットワークリソースの作成時に指定したIPアドレスを指定してください。状態遷移が発生した場合、アプリケーションを変更することなく、再実行のみで実行が可能です。
参照
詳細は、“クラスタ運用ガイド”の“Glsリソースの作成、または引継ぎネットワークリソースの作成”を参照してください。