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Symfoware Server V12.1.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

2.3.3 PGXADataSourceクラスを使用する場合

データソースを使用してデータベースに接続するには、データソースのプロパティに接続情報を指定します。

メソッドの説明

引数

説明

setServerName

接続先のホスト名を指定します。

setPortNumber

データベースサーバのポート番号を指定します。

省略した場合は、26500となります。

setDatabaseName

データベース名を指定します。

setUser

データベースへ接続するユーザー名を指定します。

省略した場合は、そのアプリケーションを実行しているユーザーのオペレーティングシステム上の名前と同じです。

setPassword

パスワードによる認証を必要とした場合に、パスワードを指定します。

setLoginTimeout

接続時のタイムアウト時間を指定します。

単位は秒で0~2147483647の値を指定します。0、および不当な値を指定した場合、省略した場合は無制限です。

指定された時間内にコネクションが接続できなかった場合はエラーとなります。

setSocketTimeout

サーバとの通信時のタイムアウト時間を指定します。

単位は秒で0~2147483647の値を指定します。0、および不当な値を指定した場合、省略した場合は無制限です。

指定された時間内にサーバからのデータが受信できなかった場合は、エラーとなります。

setMaxStatements

キャッシュする文の数を指定します。

0~2147483647の間の整数値を指定します。省略した場合は、0となります。

0を指定した場合、ステートメントキャッシュ機能は無効になります。有効な値以外を指定した場合には、エラーではなく、0が指定されたものとして動作します。

ステートメントキャッシュ機能については、“2.4.2 ステートメントキャッシュ機能”を参照してください。

アプリケーションの記述例

import java.sql.*;
import org.postgresql.xa.PGXADataSource;
…
PGXADataSource source = new PGXADataSource();
source.setServerName("sv1");
source.setPortNumber(26500);
source.setDatabaseName("mydb");
source.setUser("myuser");
source.setPassword("myuser01");
source.setLoginTimeout(20);
source.setSocketTimeout(20);
source.setMaxStatements(20);
…
Connection con = source.getConnection();