以下の手順でアンインストールしてください。
注意
アンインストール後に再度インストールして、作成済みのインスタンスを再度使用してWebAdminから管理する場合には、アンインストール前にWebAdminのインスタンス管理情報が入った以下のファイルをバックアップし、インストール後にバックアップしたファイルを元の場所に戻してください。
インストールディレクトリ/gui/data/gui-instances
1. 運用情報の削除
OSや他のミドルウェア製品などにSymfoware Serverの運用情報が登録されている場合には、それらの情報を削除する必要があります。削除が必要なケースは以下のとおりです。
クラスタシステムの場合、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびSymfoware Serverのリソースを削除してから行ってください。
その他の作業の詳細は、“クラスタ運用ガイド”を参照してください。
PL/extJava環境を構築している場合、ドメインを削除してください。詳細は、”運用ガイド”の”PL/extJavaの導入と運用”を参照してください。
インスタンスの自動起動・停止を設定している場合は、以下のコマンドを実行して無効化した後、登録を解除してください。
chkconfig <自動起動停止を行うシェルスクリプト名> off
chkconfig --del <自動起動停止を行うシェルスクリプト名>
rm /etc/rc.d/init.d/<自動起動停止を行うシェルスクリプト名>
例
# chkconfig rc_symfosvoi_inst1 off # chkconfig --del rc_symfosvoi_inst1 # rm /etc/rc.d/init.d/rc_symfosvoi_inst1
2. アプリケーションおよびプログラムの停止
アンインストールを開始する前に以下を停止してください。
製品を利用するアプリケーション
インスタンス
[監視]メニュー画面で、[停止]ボタンをクリックします。
pg_ctlコマンドのstopモードを実行します。
$ /opt/symfoserver64/bin/pg_ctl stop -D /database/inst1
WebAdminのWebサーバ機能
WebAdminStopコマンドを実行し、WebAdminのWebサーバ機能を停止します。
# cd /opt/symfoserver64/gui/sbin # ./WebAdminStop
/opt/symfoserver64はインストールディレクトリ名です。
Mirroring Controller
mc_ctlコマンドのstopモードを実行し、Mirroring Controllerを停止します。
$ mc_ctl stop -M /mcdir/inst1
3. スーパーユーザーへの変更
以下のコマンドを実行して、システムのスーパーユーザーになります。
$ su - Password:******
4. アンインストールの実行
以下のコマンドを実行します。
アンインストール後、インストール先のディレクトリが残る場合があります。不要な場合は削除してください。
# /opt/symfoserver64/setup/symfo_remove -S
/opt/symfoserver64/setupは、サーバ製品をインストールしたインストールディレクトリ名です。
5. 結果の確認
アンインストーラの結果が、ログファイルに出力されます。
xxyzは、バージョンがVxx.y.zの場合の数字部分です。
パス名:/var/log/symfoware_sv_64_xxyz.log
パス名:/var/log/symfoware_sv_32_xxyz.log
以下の復帰値が返却されます。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | アンインストールが正常に終了しました。 |
13 | 処理が中断されました。 |
15 | アンインストールに必要な資材が存在しません。 |
19 | 起動中のプロセスがあります。 |
60 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」でエラーが発生しました。 |
62 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動されています。 |
63 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされていないか実行権がありません。 |
99 | システムエラーが発生しました。 |
100 | コマンドの引数に誤りがあります。 |
106 | 管理者権限で実行されていません。 |