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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

10.2 IMAPSエージェントの設定の配布

クライアント設定ファイルをIMAPSサーバに登録することで、サーバ配下にあるすべてのIMAPSエージェントの設定が一元管理できます。

  1. クライアント設定ファイルを用意します。

    利用するスマートデバイス(Android/iOS)に応じたフォーマットの設定ファイルを作成します。

    詳細は、「アプリケーション開発ガイド」の「クライアント設定ファイル」を参照してください。

  2. imadmin prop setコマンドで、指定したクライアント設定ファイルの内容をIMAPSサーバに登録(更新)します。

    利用しているスマートデバイス(Android/iOS)それぞれについてコマンドを実行してください。

  3. 登録(更新)後、利用者がIMAPSエージェントでオンライン認証によるログインを行ったタイミングで、クライアント設定ファイルの内容がIMAPSエージェントに配布されます。

IMAPSサーバに登録されているクライアント設定ファイルは、imadmin prop getコマンドで取り出すことができます。

また、配布用の設定ファイルのサンプルは以下で提供されています。

ファイル名

格納パス

対象

imaps.properties

Windows版:

<製品インストールフォルダー>\bin\conf\sample\properties

Linux版:

/opt/FJSVimaps/bin/conf/sample/properties

Android

imaps.plist

iOS

ポイント

クライアント設定ファイルのプロパティ"ssl.noVerify"の設定値をtrueからfalseに変更すると、IMAPSエージェントからIMAPSサーバにログインできなくなることがあります。詳細は「アプリケーション開発ガイド」の「クライアント設定ファイル」を参照してください。

ポイント

  • 初期状態では、クライアント設定ファイルはIMAPSサーバには登録されておらず、設定の配布は行われません。
  • IMAPSサーバを複数台で構成する場合、すべてのIMAPSサーバに対してクライアント設定ファイルの登録(更新)を行ってください。