以下の手順で、エージェントのプロジェクトを開発端末にセットアップしてください。
Android版の場合
IMAPSサーバをインストールしてください。
IMAPSサーバに格納されているIMAPSエージェントのプロジェクトを、開発端末上に取得してください。IMAPSエージェントのプロジェクトは、以下に格納されています。
Windows版サーバの場合:
<製品インストールフォルダー>\development\android\agent
Linux版サーバの場合:
/opt/FJSVimsrv/development/android/agent
Cordovaを開発端末上に取得してください。CordovaはAndroid参照ライブラリプロジェクトとして提供されています。Cordovaは以下に格納されています。
Windows版サーバの場合:
<製品インストールフォルダー>\development\android\cordova
Linux版サーバの場合:
/opt/FJSVimsrv/development/android/cordova
プッシュ通知のライブラリを開発端末上に取得してください。プッシュ通知のライブラリは、Android参照ライブラリプロジェクトとして提供されています。プッシュ通知のAndroid参照ライブラリプロジェクトは、以下に格納されています。
Windows版サーバの場合:
<製品インストールフォルダー>\development\android\push\native
Linux版サーバの場合:
/opt/FJSVimsrv/development/android/push/native
Googleの公式HPに公開されている手順(http://developer.android.com/google/play-services/setup.html) に従い、下記の設定を実施し、Google Play Servicesのライブラリ(rev.17以降)を取得してください。
Install the Google Play Services SDK
Set Up a Project that Uses Google Play Services
Eclipseを使って、IMAPSエージェントのプロジェクトファイルをインポートします。プロジェクトをインポートするためには、以下のようにします。
File->Import->Existing Projects into Workspace
Import Projectsダイアログで、ダウンロードしたIMAPSエージェントプロジェクトのルートディレクトリを指定
Cordova、プッシュ通知及びGoogle Play Servicesのプロジェクトも同様の手順でEclipseのワークスペースにインポート
インポートしたIMAPSエージェントのプロジェクトを選択し、右クリック->Properties->Android
ダイアログ下段のLibraryにてAddボタンを押下し、Cordovaプロジェクトを選択、OKボタンを押下
プッシュ通知、Google Play Servicesのライブラリについても同様にしてIMAPSエージェントプロジェクトから参照ライブラリとして参照されるように設定
以下の設定をおこないます。
log4j-1.2.17.jarをダウンロードし、libsディレクトリ配下に配置してください。
httpmime-4.2.5.jarをダウンロードし、libsディレクトリ配下に配置してください。
インポートしたエージェントのプロジェクトを選択し、右クリック→Properties
Java Build Pathを選択し、SourceタブのIMAPSAgent/genを展開
Excludedを選択し、Editボタンを押下
Add Multipleボタンを押下し、表示されたダイアログからcom及びorgを選択、リソースを除外フィルターに追加しOKボタンを押下します。
iOS版の場合
IMAPSサーバをインストールしてください。
IMAPSサーバに格納されているIMAPSエージェントのプロジェクトを、開発端末上に取得してください。IMAPSエージェントのプロジェクトは、以下にzipファイルとして格納されています。
Windows版サーバの場合:
<製品インストールフォルダー>\development\ios\agent\ios-agent.zip
Linux版サーバの場合:
/opt/FJSVimsrv/development/ios/agent/ios-agent.zip
取得したzipファイルを、開発用端末上で解凍してください。解凍は必ずMac上でおこなう必要があります。
クライアント設定ファイルを、開発端末上に取得してください。クライアント設定ファイルは、以下に格納されています。
Windows版サーバの場合:
<製品インストールフォルダー>\bin\conf\sample\properties\imaps.plist
Linux版サーバの場合:
/opt/FJSVimaps/bin/conf/sample/properties/imaps.plist
クライアント設定ファイルを以下に配置します。
IMAPSAgent/FrameworkSample/FrameworkSample/Application Files/imaps/properties
プッシュ通知のライブラリを開発端末上に取得してください。プッシュ通知のライブラリはフレームワークとして提供されています。プッシュ通知のフレームワークは、以下に格納されています。以下からzipファイルを取得し、Mac上で展開してください。
Windows版サーバの場合:
<製品インストールフォルダー>\development\ios\push\handler
Linux版サーバの場合:
/opt/FJSVimsrv/development/ios/push/handler
XCodeを使ってIMAPSエージェントのプロジェクトファイルを読み込み、設定をおこないます。
XCodeを起動しOpenOtherを選択、ダウンロードしたIMAPSエージェントのプロジェクトファイルを指定
プロジェクトナビゲータで、FrameworkSampleプロジェクトのFrameworkSampleフォルダー配下にある、FJPHandlerLib.frameworkを削除
Build Phasesを選択し、Link Binary With Librariesで、+ を選択
ダウンロードしたプッシュ通知のフレームワークを指定
Build Settingsを選択し、Framework Search Pathsから../../push/handlerを削除
注意
Android版のエージェントをカスタマイズする場合、APIレベルに9、14、19が必要です。
ダウンロード方法により読み込み専用ファイルとなる場合がありますが、プロジェクト読み込み時にファイルの書き込み権限が必要となりますので、その際は権限の付与など必要な対処を実施して下さい。
XCodeでApplication Files内に資産を入れる場合、ファイル追加のダイアログにて「Create groups for any added folders」 を選択してください。
XCodeでログインコンテンツを資産に入れる場合、ファイル追加のダイアログにて「Create folder references for any added folders」 を選択してください。