アプリケーションの作成は、雛形プロジェクトにて提供されているソースコードを修正する事でおこないます。本節では提供しているアプリケーションの動作について説明します。
提供された雛形プロジェクトからビルドしたアプリケーションを実行するとcom.example.hello.HelloWorldクラスのonCreateメソッドが呼び出されます。
public class HelloWorld extends CordovaActivity { @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); super.init(); super.loadUrl(Config.getStartUrl()); } }
この中で、super.loadUrlによりassets/www/index.htmlが読み込まれます。
iOSではMainViewControllerクラスのviewDidLoadメソッドにてエントリポイントとなるwww/index.htmlが読み込まれます。
- (void)viewDidLoad { [super viewDidLoad]; }
上記HTMLファイルをエントリポイントとして、アプリケーションを作成していきます。アプリケーションは通常のWebアプリケーションとして作成するため、以下のような技術を利用してアプリケーションを作成する事ができます。
HTML5、JavaScript、CSS3
jQuery Mobile
Cordovaプラグイン
雛形プロジェクトでは、assets/www/index.html(Androidの場合)、www/index.html(iOSの場合)が読み込まれるようになっていますが、最初に読み込まれるファイル、ディレクトリを変更するためにはres/xml/config.xml(Androidの場合)あるいはプロジェクト直下のconfig.xml(iOSの場合)を変更します。