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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

3.4.5 アプリケーションの修正

アプリケーションの作成は、雛形プロジェクトにて提供されているソースコードを修正する事でおこないます。本節では提供しているアプリケーションの動作について説明します。


3.4.5.1 アプリケーションの初期化(Androidの場合)

提供された雛形プロジェクトからビルドしたアプリケーションを実行するとcom.example.hello.HelloWorldクラスのonCreateメソッドが呼び出されます。

public class HelloWorld extends CordovaActivity 
{
    @Override
    public void onCreate(Bundle savedInstanceState)
    {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        super.init();
        super.loadUrl(Config.getStartUrl());
    }
}

この中で、super.loadUrlによりassets/www/index.htmlが読み込まれます。


3.4.5.2 アプリケーションの初期化(iOSの場合)

iOSではMainViewControllerクラスのviewDidLoadメソッドにてエントリポイントとなるwww/index.htmlが読み込まれます。

-   (void)viewDidLoad
    {
    [super viewDidLoad];
}

3.4.5.3 アプリケーションの作成

上記HTMLファイルをエントリポイントとして、アプリケーションを作成していきます。アプリケーションは通常のWebアプリケーションとして作成するため、以下のような技術を利用してアプリケーションを作成する事ができます。

3.4.5.4 エントリポイントの変更

雛形プロジェクトでは、assets/www/index.html(Androidの場合)、www/index.html(iOSの場合)が読み込まれるようになっていますが、最初に読み込まれるファイル、ディレクトリを変更するためにはres/xml/config.xml(Androidの場合)あるいはプロジェクト直下のconfig.xml(iOSの場合)を変更します。