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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 導入ガイド
FUJITSU Software

2.1 インストール手順

インストールはスーパーユーザーで行ってください。

  1. IMAPSの製品DVD(vol.1)をシステムにセットしてください。自動的にマウントが行われない場合は、以下のコマンドを入力して、DVDをマウントしてください。
    mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 <DVD-ROMマウントディレクトリ>

    注意

    IMAPSの製品DVD(vol.1)は、上記コマンドでマウントしてください。

    自動マウントまたは、mountコマンドでファイルシステムオプションを省略してマウントした場合、DVD上の実行権限などが除去されるため、DVD上のコマンドを実行することができない場合があります。

    インストールスクリプトを起動してください。
    <DVD-ROMマウントディレクトリ>/install.sh
    → システムパラメーターのチューニングに関する確認メッセージが表示されます。チューニングが完了していることを確認して[y]を入力し、インストールを進めてください。
    Interstage Mobile Application Server を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。
    IPC資源のチューニングを行っていない場合は、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。
    
    インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]:
    

    注意

    • インストールは、富士通ミドルウェア製品のインストール機能によりインストールを行います。本製品をインストールすると[アンインストールと管理(ミドルウェア)]というミドルウェアの管理機能もインストールされます。[アンインストールと管理(ミドルウェア)]については、付録D 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」についての注意事項を参照してください。
    • 本製品をインストールする前に富士通ミドルウェア製品をインストールしている場合、[アンインストールと管理(ミドルウェア)]がインストールされている場合があります。本製品インストール中は、[アンインストールと管理(ミドルウェア)]を起動しないでください。起動していた場合、本製品はインストールできません。
    • 英語でメッセージが表示される場合は、環境変数LANGに"ja_JP.UTF-8"を設定してください。
  2. 以下に示す選択メニューが表示されますので、インストールを行う機能を指定してください。
    サーバ:
    選択したサーバの構築に必要な機能がインストールされます。
       1: IMAPSサーバ
       2: 双方向通信サービス
       3: プッシュ基盤サーバ
       4: IMAPS業務サーバ用プラグイン
    
    構築するサーバの種類を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。(省略:1,3,4)[?,all,q]
    

    参照

    どの機能を選択するかは、"解説書""第3章 運用形態"を参照し、利用したい構成に合わせて決めてください。
  3. 画面の指示に従ってインストールをしてください。
    選択メニューで指定可能な値とインストールされる内容を以下に示します。運用するサーバ構成にあわせてオプションを選択してください。数字を”,”で区切り複数機能をインストールすることもできます。
    選択する値 説明
    all 選択オプション 1 ~ 4 全ての機能をインストールします。

    シングルサーバを構築する場合に指定してください。インストール完了後に、 DVD vol.2からInterstage Application Serverをインストールしてください。

    1 IMAPSのサーバ機能および、開発用APIをインストールします。
    2 双方向通信サービスをインストールします。
    3 IMAPSプッシュを行う際に必要となる機能をインストールします。
    4 業務アプリケーションを運用する環境を構築する場合に指定するオプションです。

    IMAPSが提供する機能を利用可能にするため、IMAPSのプラグインをインストールします。

    Interstage Application Serverには、別途DVD(vol.2)に収容されているものか、既に利用中の以下の製品が使えます。 IMAPS業務サーバ用プラグインのインストールとInterstage Application Serverのインストール順番は、特に意識する必要はありません。

    • Interstage Application Server V10.0以降のJava EE機能
    • Interstage Application Server V11.1以降のJava EE 6機能
    q インストールを中断します。