機能説明
ソフトウェアに対してパラメーター設定を実行します。
記述形式
【Windows】
swcfmg_param_startsetting.exe |
【Linux】
swcfmg_param_startsetting |
オプション
ユーザーIDで指定されたユーザーでパラメーター設定を実行します。IPアドレスに設定対象のサーバ、ソフトウェアIDに設定対象のソフトウェアを指定します。また、パラメーター設定に使用する事前定義パラメーターをパラメーター情報IDに指定します。
ソフトウェアIDとパラメーター情報IDは、‘,'(カンマ)で区切って複数指定することができます。複数指定を行った場合、同一サーバ上の複数のソフトウェアに対して、指定した順番でパラメーター設定を実行します。そのため、ソフトウェアIDに指定するソフトウェアの順番と、パラメーター情報IDに指定する事前定義パラメーターの順番を同じ順番で定義してください。
例えば、ソフトウェアに対して以下の順番でパラメーター設定を行う場合、ソフトウェアと事前定義パラメーターを以下のように指定します。
設定の順番 | ソフトウェア | 事前定義パラメーター |
---|---|---|
1 | ソフトウェアA | 事前定義パラメーターA |
2 | ソフトウェアB | 事前定義パラメーターB |
3 | ソフトウェアC | 事前定義パラメーターC |
指定例
-softid ソフトウェアA,ソフトウェアB,ソフトウェアC -predefid 事前定義パラメーターA,事前定義パラメーターB,事前定義パラメーターC |
実行状況は、ジョブ管理画面、または、ジョブ情報管理コマンドで確認します。
また、下記オプションを指定することで、実行方法を指定することができます。
パラメーター設定の実行前に動作させるスクリプトを指定します。本オプションを省略した場合、実行前スクリプトは実行されません。
パラメーター設定の実行後に動作させるスクリプトを指定します。本オプションを省略した場合、実行後スクリプトは実行されません。
パラメーター設定後、サーバを再起動します。本オプションを省略した場合、再起動は行われません。
本コマンド完了後、パラメーター設定がジョブとして実行されます。実行されるジョブのジョブIDを標準出力に出力します。
標準出力の出力形式
[ジョブID] |
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
10 | パラメーター異常です。 |
20 | 指定された入出力パスのエラーです。 |
50 | ファイルの記述の誤りがあります。 |
70 | 指定されたIDが存在しません。 |
71 | 指定されたユーザーIDは存在しません。 |
72 | パッケージが登録されていません。 |
73 | 指定されたIPアドレスは存在しません。 |
81 | パラメーター設定を実行する権限がありません。 |
100 | Systemwalker Software Configuration Manager は起動していません。 |
103 | ディレクトリサービスの接続に失敗しました。 |
104 | 管理サーバに対しては許可されていない操作です。 |
200 | セットアップされていません。 |
255 | システムエラーです。 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin |
【Linux】
/opt/FJSVcfmgm/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
本コマンドは同時に実行する事ができます。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)のみが実行できます。
管理サーバで実行可能です。
本コマンドは同時に実行する事ができます。
注意事項
Systemwalker Software Configuration Managerが起動した状態で本コマンドを実行してください。
管理サーバに対してパラメーター設定を行うことはできません。
使用例
【Windows】
swcfmg_param_startsetting.exe -userid user001 -ip 192.168.1.1 -softid UDP00001 -predefid PM00000001 |
【Linux】
swcfmg_param_startsetting -userid user001 -ip 192.168.1.1 -softid UDP00001 -predefid PM00000001 |