同期通信においてメッセージ処理中にエラーが発生してシーケンスが完了できなかった場合、利用側サービスにエラーとして通知されます。エラーが発生した場合は、システムログ、およびトレースログに出力されているエラー情報を参照して対処してください。対処後、必要に応じて再度メッセージを送信してください。
インバウンドのサービスエンドポイントがIII連携の場合のリカバリ
インバウンドのサービスエンドポイントの種別が“III連携”の場合は、ISI運用管理コンソールからリカバリ操作が可能です。リカバリ手順を以下に説明します。
エラー原因の対処
システムログやトレースログからエラー情報を確認してください。エラー情報から確認したエラーメッセージをもとに“ISI メッセージ集”やIIIのマニュアルを参照し、エラー原因の特定と対処を行ってください。
異常メッセージの検索
[実行モニタ]のシーケンス実行結果詳細画面で、エラーとなったメッセージを検索してください。検索条件には以下の項目を指定することが可能です。
処理終了日時
ステータス
III連携の処理プロセスの再実行
エラーとなったメッセージの[ステータス]列に表示されている[再実行]ボタンをクリックしてください。
再実行が完了すると、該当行の[ステータス]列が「エラー」から「再実行」になります。また、[ESIMessageID]列の2行目に、再実行時のメッセージIDを()で囲んで表示します。