フォーマット変換では、1つの入力ファイルに複数のフォーマットが混在するデータを変換することができます。
混在フォーマットのフォーマット変換では、入力データを異なる一般フォーマットが複数連なっている形式として扱い、それぞれの一般フォーマットに対して、あらかじめ関連付けておいた変換IDでフォーマット変換を行います。そのため、入力レコードと出力レコードは1対1に対応し、入力レコードの出現順序で出力レコードの順序が決まります。
各レコードには、それぞれのレコードを識別する“識別子”を定義します。その識別子の値に応じて変換ID、および出力レコードが関連付けられます。
図6.44 混在フォーマット フォーマット変換の例
ポイント
混在フォーマットのフォーマット変換は、[混在フォーマット フォーマット変換]画面で、各レコードの識別子や変換IDを関連付けて混在フォーマット変換IDを定義し、[運用登録]画面で混在フォーマット変換IDを指定することで実行することができます。