[名称]
レプリケーションサービスのプロシジャリソースの登録コマンド
[抽出対象データベース]
Symfoware Server(Openインタフェース)
[形式]
lxrepclproc -A -n リソース名 -r 動作環境ファイルのパス名 -s Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名 -w 作業ディレクトリ名 -U レプケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名 -l { C | ja_JP.UTF-8 } [ -p プロシジャ名 ] [ -u Symfoware Serverに接続するユーザ名 ] [ -S { CONTINUE | BREAK | RETRY } ] [ -m { YES | NO } ]
lxrepclproc -A -n リソース名 -r 動作環境ファイルのパス名 -s Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名 -w 作業ディレクトリ名 -U レプケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名 -l { C | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.eucJP | ja | ja_JP.PCK } [ -p プロシジャ名 ] [ -u Symfoware Serverに接続するユーザ名 ]
[機能説明]
クラスタシステムへのレプリケーションサービスの状態遷移プロシジャの登録と、状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを登録します。また、クラスタシステムからの状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの削除と状態遷移プロシジャの削除を行います。
なお、登録するプロシジャリソースのリソースクラスは“Application”です。
[オプションの意味]
レプリケーションサービスのプロシジャリソースを登録します。
正常に登録した場合には、標準出力にリソースIDを表示します。
クラスタシステムへ登録するレプリケーションサービスのプロシジャリソース名を指定します。
クラスタシステムへ登録するレプリケーションサービスの動作環境ファイルのパス名を絶対パスで指定します。
Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名を絶対パスで指定します。
リソースの登録に必要になる一時的なファイル、レプリケーションサービスを開始または停止するために必要な一時的なデータおよびトレースファイルを格納するためのディレクトリを、絶対パスで指定します。
レプリケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名を指定します。
状態遷移プロシジャからレプリケーションサービスを開始または停止する際の環境変数LANGの値を指定します。
状態遷移プロシジャからレプリケーションサービスを開始または停止する際の環境変数LANGの値を指定します。
状態遷移プロシジャのプロシジャ名を指定します。本オプションは、複数のレプリーションサービスをクラスタシステムに登録する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、“switch.FJSVlnkre”が指定されたものとみなします。
状態遷移プロシジャのプロシジャ名を指定します。本オプションは、複数のレプリーションサービスをクラスタシステムに登録する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、“switch.FSUNlnkre”が指定されたものとみなします。
レプリケーションプロセスがSymfoware Serverに接続するユーザの名前を63バイト以内の文字列で指定します。ユーザにはSymfoware ServerのロールとしてSUPERUSER権限が付与されている必要があります。本オプションを省略した場合は、-Uオプションに指定されたOSのユーザ名が指定されたものとみなされます。
レプリケーションサービスの開始に失敗した場合にクラスタアプリケーションの状態遷移の継続設定を指定します。
CONTINUE :クラスタアプリケーションの状態遷移を継続します。
BREAK :クラスタアプリケーションの状態遷移を中断します。
RETRY:レプリケーションサービスの起動をリトライします。リトライに失敗した場合は、クラスタアプリケーションの状態遷移を中断します。
レプリケーションサービスのプロセス監視を行う場合に指定します。
作成されるプロセス監視のシェル名は“CLmon.<プロシジャ名>”となります。プロシジャ名は本コマンドの-pオプションに依存します。作成されるプロセス監視のシェルの配置先は以下となります。
/opt/FJSVlnkre/etc
本オプションでYESを指定した際に、すでに同じ名前のシェルが存在していると本コマンドは異常終了してしまうため、プロセス監視のシェルは退避してください。
本オプションを省略した場合は、“NO”が指定されたものとみなします。
プロシジャリソースをクラスタシステムへ登録する場合
# Registration result for Procedure resource Resource ID ... 67 → 1 Resource name ... lnkrep → 2 Resource class ... Application → 3 Procedure name ... switch.FJSVlnkre → 4
リソースID
リソース名
リソースクラス
プロシジャ名
[注意事項]
本コマンドは、スーパユーザのみ実行可能です。
本コマンドは、運用ノードおよび待機ノードで実行してください。
本コマンドは、PRIMECLUSTERがインストールされている場合に利用できます。
データベースがパスワード認証を必要とする設定になっている場合には、レプリケーションサービスを開始するユーザのホームディレクトリにパスワードファイルを作成してパスワードを指定してください。
パスワードファイルの詳細はSymfoware Serverのマニュアルを参照してください。
作業ディレクトリには10KB以上の空き容量が必要です。
[復帰値]
0:正常終了
0以外:異常終了