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Linkexpress Replication optionV5.0L17 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

3.1 lxrepclproc(レプリケーションサービスのリソース登録)

[名称]

レプリケーションサービスのプロシジャリソースの登録コマンド

[抽出対象データベース]

Symfoware Server(Openインタフェース)

[形式]

LinuxLinuxの場合
lxrepclproc  -A
             -n  リソース名
             -r  動作環境ファイルのパス名
             -s  Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名
             -w  作業ディレクトリ名
             -U  レプケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名
             -l  { C | ja_JP.UTF-8 }
          [  -p  プロシジャ名  ]
          [  -u  Symfoware Serverに接続するユーザ名    ]
          [  -S  { CONTINUE | BREAK | RETRY }  ]
          [  -m  { YES | NO }  ]
SolarisSolarisの場合
lxrepclproc  -A
             -n  リソース名
             -r  動作環境ファイルのパス名
             -s  Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名
             -w  作業ディレクトリ名
             -U  レプケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名
             -l  { C | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.eucJP | ja | ja_JP.PCK }
          [  -p  プロシジャ名  ]
          [  -u  Symfoware Serverに接続するユーザ名    ]

[機能説明]

クラスタシステムへのレプリケーションサービスの状態遷移プロシジャの登録と、状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを登録します。また、クラスタシステムからの状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの削除と状態遷移プロシジャの削除を行います。

なお、登録するプロシジャリソースのリソースクラスは“Application”です。

[オプションの意味]

-A

レプリケーションサービスのプロシジャリソースを登録します。
正常に登録した場合には、標準出力にリソースIDを表示します。

-n リソース名

クラスタシステムへ登録するレプリケーションサービスのプロシジャリソース名を指定します。

-r 動作環境ファイルのパス名

クラスタシステムへ登録するレプリケーションサービスの動作環境ファイルのパス名を絶対パスで指定します。

-s Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名

Symfoware Server Clientのインストールディレクトリ名を絶対パスで指定します。

-w 作業ディレクトリ名

リソースの登録に必要になる一時的なファイル、レプリケーションサービスを開始または停止するために必要な一時的なデータおよびトレースファイルを格納するためのディレクトリを、絶対パスで指定します。

-U レプケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名

レプリケーションサービスを開始または停止するOSのユーザ名を指定します。

Linux-l { C | ja_JP.UTF-8 }

状態遷移プロシジャからレプリケーションサービスを開始または停止する際の環境変数LANGの値を指定します。

Solaris-l { C | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.eucJP | ja | ja_JP.PCK }

状態遷移プロシジャからレプリケーションサービスを開始または停止する際の環境変数LANGの値を指定します。

-p プロシジャ名
LinuxLinuxの場合

状態遷移プロシジャのプロシジャ名を指定します。本オプションは、複数のレプリーションサービスをクラスタシステムに登録する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、“switch.FJSVlnkre”が指定されたものとみなします。

SolarisSolarisの場合

状態遷移プロシジャのプロシジャ名を指定します。本オプションは、複数のレプリーションサービスをクラスタシステムに登録する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、“switch.FSUNlnkre”が指定されたものとみなします。

-u Symfoware Serverに接続するユーザ名

レプリケーションプロセスがSymfoware Serverに接続するユーザの名前を63バイト以内の文字列で指定します。ユーザにはSymfoware ServerのロールとしてSUPERUSER権限が付与されている必要があります。本オプションを省略した場合は、-Uオプションに指定されたOSのユーザ名が指定されたものとみなされます。

-S 状態遷移の継続設定

レプリケーションサービスの開始に失敗した場合にクラスタアプリケーションの状態遷移の継続設定を指定します。

CONTINUE :クラスタアプリケーションの状態遷移を継続します。
BREAK :クラスタアプリケーションの状態遷移を中断します。
RETRY:レプリケーションサービスの起動をリトライします。リトライに失敗した場合は、クラスタアプリケーションの状態遷移を中断します。

-m レプリケーションのプロセス監視有無

レプリケーションサービスのプロセス監視を行う場合に指定します。

作成されるプロセス監視のシェル名は“CLmon.<プロシジャ名>”となります。プロシジャ名は本コマンドの-pオプションに依存します。作成されるプロセス監視のシェルの配置先は以下となります。

LinuxLinuxの場合
/opt/FJSVlnkre/etc

本オプションでYESを指定した際に、すでに同じ名前のシェルが存在していると本コマンドは異常終了してしまうため、プロセス監視のシェルは退避してください。

本オプションを省略した場合は、“NO”が指定されたものとみなします。

[表示形式]

  1. リソースID

  2. リソース名

  3. リソースクラス

  4. プロシジャ名

[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

0以外:異常終了