ロードシェア対応機能の高可用スケーラブル運用でのシステム構成を以下に示します。説明では、PRIMECLUSTERの用語を使用します。
Linkexpress Replication optionでは、複写元システムと複写先システムのどちらのシステムについても、ロードシェアでの運用が可能です。
図1.10 ロードシェア対応機能の高可用スケーラブル運用でのシステム構成
運用ノードのSymfoware/RDBは、RDBネットと呼ばれるネットワークで結合されます。
高可用スケーラブル運用の場合、Symfoware/RDBとLinkexpress Replication optionは、スタンバイ運用の場合と同様に、運用ノードでは運用モードで起動され、待機ノードでは待機モードで起動されます。Linkexpressは、運用ノードだけで起動されます。待機ノードのLinkexpressは、ノード切替え後に起動されます。
また、高可用スケーラブル運用の場合、切替え後に運用状態を引き継ぐ必要のあるファイルは、共用ディスク装置に配置します。運用状態を引き継ぐ必要のないファイルは、ローカルディスクに配置します。
