Linux環境において、Storage Cruiserマネージャーを起動/停止する方法について説明します。
運用管理サーバのSNMPトラップ監視デーモンの起動/停止手順は、IPv4アドレスの装置だけを監視する場合と、IPv4アドレスおよびIPv6アドレスの装置を監視する場合で異なります。
コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。
起動方法
以下のコマンドを実行します。
# /etc/init.d/snmptrapd start
注意
ServerViewトラップ転送プログラムを使用している環境の場合は、以下の手順で起動してください。
# /etc/init.d/trpsrvd stop # /etc/init.d/snmptrapd start # /etc/init.d/trpsrvd start
停止方法
以下のコマンドを実行します。
# /etc/init.d/snmptrapd stop
注意
snmptrapdを利用している他製品に影響するため、特別な事情がない場合は停止しないでください。
起動確認方法
以下のコマンドを実行し、プロセスが存在するか確認します。
# /bin/ps -ef | grep snmptrapd | grep -v grep
『ETERNUS SF 導入ガイド』の以下の箇所でIPv6アドレスの装置を監視するための設定を行っている場合、SNMPトラップデーモンの起動/停止方法は以下のとおりです。
「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」
コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。
起動方法
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVswstt/bin/mpnm-trapd start
停止方法
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVswstt/bin/mpnm-trapd stop
起動確認方法
以下のコマンドを実行し、プロセスが存在するか確認します。
# /bin/ps -ef | grep nwsnmp-trapd | grep -v grep
コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。
起動方法
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startesf.sh
停止方法
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
参考
『ETERNUS SF 導入ガイド』の以下の箇所でIPv6アドレスの装置を監視するための設定を行っている場合、SNMPトラップ監視デーモンの起動・停止も同時に行われます。
「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」
注意
一括停止すると、AdvancedCopy Managerの操作もWebコンソールから実施できません。