本章に記載されているメッセージは、Storage Cruiserマネージャーが出力するメッセージです。
実際にログファイルに出力されるメッセージ形式は、以下のように、製品識別子(SSC)と深刻度が先頭に付加されます。
SSC : 深刻度 : メッセージ番号 : メッセージ本文
深刻度は、事象によって、INFO、WARNING、ERROR、FATALのどれかになります。
priority
daemon.err
深刻度
ERROR
メッセージの意味
SNMPトラップ監視デーモンと接続できませんでした。
システム管理者の処置
以下のコマンドで、SNMPトラップ監視デーモンが正常に起動しているか確認してください。
# /bin/ps -ef | grep snmp | grep trapd
SNMPトラップ監視デーモンが停止していた場合は再起動してください。
状況が改善されない場合は、Storage Cruiserマネージャーのデーモンを再起動してください。
デーモンの起動・停止方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「マネージャーの起動と停止」を参照してください。
問題が解決しない場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。
priority
daemon.err
深刻度
ERROR
メッセージの意味
入出力エラーのため、REMCS連携スクリプトの起動に失敗しました。
システム管理者の処置
メモリまたはファイルディスクリプタのシステム資源が不足していないか確認してください。
多数のプロセスを起動している、アプリケーションのファイルオープン数が多い場合などに本エラーが発生することがあります。この場合、実行プロセス数を減らす、システム資源を拡張するなどの対処を実施してください。
priority
daemon.err
深刻度
ERROR
メッセージの意味
マネージャーのプロセスが異常終了しました。
システム管理者の処置
『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。