ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 導入手引書
FUJITSU Software

12.3.2 資産管理データベースの拡張

管理台数の増加などにより、データベースの容量を変更する場合は、資産管理データベースの拡張を行います。

なお、予期せぬトラブルに備え、資産管理データベースの拡張を行う場合には、安全のため実施前に必ずバックアップを行ってください。

資産管理データベースの拡張は、以下の手順で行います。

  1. 運用環境の構築を行った際のWindowsログオンユーザーでログオンします。

  2. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager ]-[ツール]-[資産管理DBの拡張]、または[アプリ]画面から[Systemwalker Centric Manager ]-[資産管理DBの拡張]を選択します。

  3. 「運用環境保守ウィザードへようこそ」画面が表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  4. 「処理の選択」画面が表示されますので、[退避データ格納先]を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    項目名

    説明

    [実施する処理]

    実施する処理を選択します。ここでは、[資産管理DBの拡張]が自動的に選択されています。

    [退避データ格納先]

    退避データ格納先には、最大64バイトのパス名が指定できます。半角空白、ひらがな、カタカナおよび漢字などのマルチバイト文字は指定できません。

  5. 「現在のデータベースの使用状況です。」画面が表示されますので、 [次へ]ボタンをクリックしてください。

  6. 「データベース情報の入力」画面が表示されます。[データベース格納先]および[データベース見積もり]を設定してください。

    項目名

    説明

    [データベース格納先]

    データベース格納先には、最大64バイトのパス名が指定できます。半角空白、タブ、カンマ“,”、セミコロン“;”、単一引用符“'”、二重引用符“"”、番号記号“#”、縦線“|”、山形括弧“<”“>”、スラッシュ“/”、アスタリスク“*”、疑問符“?”およびマルチバイト文字は指定できません。

    データベース格納先に指定されたディレクトリ名が「SWDTP_DBSP」と異なる場合は、指定されたディレクトリ配下に「SWDTP_DBSP」ディレクトリが自動作成され、その配下にデータベースが格納されます。

    注意

    • データベース格納先のドライブやフォルダは、圧縮や暗号の設定を行わないでください。

    • すでにSystemwalker Desktop Patrol のデータベースが構築されている場合は、Systemwalker Desktop Patrol のデータベースとは異なる格納先を指定してください。

    [PC台数]

    該当するPC台数にチェックします。

    任意の台数を指定する場合は、100台から10万台の間で入力します。

    データベース容量の目安については、“資産管に必要な資源”を参照してください。

    注意

    [PC台数]は管理できるPC台数の目安です

    「PC台数」は、Systemwalker Centric Managerで管理できるPC台数の目安であり、場合によっては指定したPC台数よりも少なくなることがあります。この場合は、「資産管理DBの拡張」を行うことで、資産管理データベースの容量を拡張できます。

    [スマートデバイス台数]

    Systemwalker Centric Managerで管理するスマートデバイスの台数を設定します。

    0から100000までの数字が設定できます。

    [PC以外の管理台数]

    Systemwalker Centric Managerで管理する機器(什器)の台数を設定します。

    0から100000までの数字が設定できます。

  7. [次へ]ボタンをクリックすると、「設定内容の確認」画面が表示されますので、画面に表示されている内容に誤りがないか確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    「処理の実行」画面が表示され、データベースの拡張処理を開始します。

    なお、処理中にキャンセルにより中断した場合は、再度、「資産管理DBの拡張」を実行することで、中断した[資産管理DBの拡張]処理を再開できます。

  8. 処理が正常に完了すると、「処理完了」画面が表示されますので、[完了]ボタンをクリックしてください。