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Systemwalker Centric Manager 導入手引書
FUJITSU Software

11.1 アンインストール前の注意事項

アンインストールを行う場合は、以下のことに注意してください。

ユーザ資産のバックアップについて

アンインストール時には、ユーザ資産も削除されるため、必要に応じてユーザ資産をバックアップしておいてください。バックアップについては、“バックアップ”を参照してください。

IISの停止【Windows版】

運用管理サーバのアンインストールを行う場合でWebサーバとしてIISを使用している場合は、IISを停止してください。

サービスの停止について【Windows版】

アンインストール時には、すべてのSystemwalkerのサービスを自動的に停止しますが、まれにサービス停止に失敗したり、サービス停止が終了しない場合があります。そのような場合は、アンインストーラを終了し、[コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]ダイアログで、サービスを手動で停止してからアンインストールを再実行してください。停止するサービスについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

Systemwalker Operation Managerと共存している場合【UNIX版】

Systemwalker Operation Managerと共存時にはSystemwalker Operation Managerのデーモンも停止する必要があります。

なお、Systemwalker Operation Managerのデーモンを停止する場合には、poperationmgrコマンドに-sオプションの指定が必要です。

Systemwalker Operation Managerのデーモン一括停止コマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

アンインストール時のデーモンの停止と環境削除について(運用管理サーバの場合)【Solaris版/Linux版】

アンインストールを行う前に、すべてのSystemwalker Centric Managerのデーモンを停止し、環境を削除する必要があります。以下のコマンドで、デーモンを停止してからアンインストールを実行してください。

/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

返答メッセージの機能を利用している場合は、返答メッセージを実施するアプリケーションが動作していないことを確認し、以下のコマンドで返答メッセージ機能デーモンを停止します。

/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh {stop | contstop}

デーモンの一括停止の詳細は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

監査ログ管理機能を使用している場合

監査ログ管理機能を使用している場合は、アンインストール前に以下を確認してください。

監査ログ分析機能を使用している場合

監査ログ分析機能を使用している場合は、アンインストール前に以下を確認してください。

部門管理サーバ、業務サーバまたはイベント監視機能をインストールしたクライアントをアンインストールする場合

通信環境設定でイベント通知先を定義しており、かつ、イベント通知先への接続方法として“必要時接続”を定義している場合、アンインストール前に以下について確認してください。ここで確認した内容を、アンインストール後に実施する手順(“アンインストール後の注意事項”の“ノードの削除について”に記載した手順)で使用します。

ポリシーの削除

業務サーバのアンインストールを行う場合には、業務サーバに配付されているポリシーを削除してください。また、部門管理サーバのアンインストールを行う場合には、部門管理サーバ配下のノードに配付されているポリシーをすべて削除してください。ポリシーの削除方法については、以下のマニュアルを参照してください。

[Systemwalkerコンソール]の自動再接続機能を使用している場合

[Systemwalkerコンソール]の自動再接続機能を使用している場合は、アンインストール前に以下を確認してください。

自動再接続機能についての詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編(互換用)”の“自動再接続において[Systemwalkerコンソール]を起動する”を参照してください。

サーバアクセス制御機能を使用している場合【Red Hat Enterprise Linux 6】

Red Hat Enterprise Linux 6でサーバアクセス制御機能を使用している場合は、アンインストール前に、SELinux初期設定を解除する必要があります。

swsvacseunset(Systemwalker Centric ManagerのSELinux初期設定解除コマンド)で、SELinuxの初期設定を解除してからアンインストールを実行してください。

swsvacseunsetコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

Systemwalker PerfMGRが混在した環境でのアンインストールについて【Windows版】

Systemwalker Centric Managerのレポート機能は、Systemwalker PerfMGRで提供されるもののサブセットで、インストール先が同一になっています。

Systemwalker PerfMGRのレポート機能を同一のコンピュータにインストールしている場合、Systemwalker Centric Managerをアンインストールすると、Systemwalker PerfMGRのレポート機能もアンインストールされてしまいます。

また、MPREPORTディレクトリ下に保存されているEMPグループやテンプレート、ホスト定義ファイル、カレンダファイル、プロファイル、スケジューラ定義などの利用者データも削除されますので、必要に応じてMPREPORTディレクトリを保存(別ディレクトリにコピー)してください。

Systemwalker Operation Manager が混在した環境でのアンインストールについて【Windows版】

異なるバージョン/レベルのSystemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Manager が混在している環境から新しいバージョン/レベルの製品をアンインストールする場合は、両製品をアンインストールしてから、必要製品を再インストールし、環境を再構築してください。

再インストールが困難な場合は、新しいバージョン/レベルの製品のアンインストールのみを実施し、運用を継続することも可能ですが、その場合は、自動運用支援の応急修正/緊急修正およびアップデートパックの適用はしないでください。適用した場合、イベント監視機能が正常動作しなくなる場合があります。

Systemwalker Centric Manager クライアントプログラムと、Windows版 Systemwalker Operation Manager の混在環境でのアンインストールについて【UNIX版】

Systemwalker Centric Manager クライアントプログラムを、インストールオプションの「イベント監視」を選択してインストールしており、かつ、V12.0L10よりも古いバージョン/レベルのSystemwalker Operation Managerと混在している環境から、Systemwalker Centric Manager クライアントプログラムをアンインストールする場合は、両製品をアンインストールしてから、Systemwalker Operation Managerを再インストールし、環境を再構築してください。環境の再構築が困難な場合は、Systemwalker Centric Manager クライアントプログラムのアンインストールのみを実施し、運用継続することも可能ですが、その場合は、自動運用支援の応急修正/緊急修正およびアップデートパックの適用はしないでください。適用した場合、イベント監視機能が正常動作しなくなる場合があります。

資産管理機能を使用している場合(運用管理サーバ、資産管理サーバの場合)

資産管理機能で利用する資産管理データベースは、アンインストール時に自動的に削除されます。