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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

29.3.3 保守

クラスタシステムの保守について説明します。

Symfoware/RDBのクラスタシステムの保守の詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。Oracleのクラスタシステムの保守の詳細については、SafeCLUSTER/HA for Oracleの導入運用ガイドを参照してください。

29.3.3.1 環境削除

環境削除について説明します。

クラスタシステムの環境削除

クラスタシステムの環境を削除する手順は以下のとおりです。

  1. サービス登録の削除

    クラスタ運用管理ビューを使用して、サービスからTRM、JournalTransfer 、TJNLのリソースの登録を削除します。

  2. 状態遷移プロシジャのリソース削除

    状態遷移プロシジャのリソース削除は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。ノードビュー画面を表示し、[設定]メニューの[削除]を選択します。リソースを削除する際には"全ノードを対象とする"をチェックしてください。
    また、状態遷移プロシジャの削除を同時に行う場合には、"状態遷移プロシジャも削除する"をチェックしてください。

    状態遷移プロシジャのリソース削除についての詳細はSafeCLUSTERの導入運用ガイドを参照してください。

TJNL環境の削除

TJNLのクラスタシステムの環境を削除した後に、TJNL環境の切替えディスクにアクセス可能なノードでTJNLの環境を削除します。

削除方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。TJNLの環境削除の詳細は"第11章 Symfoware/RDB連携編"の"11.7 環境削除"もしくは"第12章 Oracle連携編"の"12.8 環境削除"を参照してください。削除には、tjnlunsetupコマンドを使用します。このコマンドは、ノードで一度だけ実行します。以下にtjnlunsetupの入力例を示します。

tjnlunsetup

TRM環境の削除

TRMの環境を運用系ノード、待機系ノードともに削除します。双方のノードの環境削除順序は問いません。TRM環境を削除するときには、切替えディスクにアクセスできる状態でなければなりません。

29.3.3.2 状態遷移プロシジャを変更する

状態遷移プロシジャの変更は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。ノードビュー画面を表示し、[設定]メニューの[変更]-[構成]を選択します。状態遷移プロシジャを変更する際には"全ノードを対象とする"をチェックしてください。

状態遷移プロシジャの編集画面で必要な修正を行ってください。修正内容の詳細については、TRMの修正内容の詳細については、"29.3.1.8.2 TRM用の状態遷移プロシジャのリソース登録"の"状態遷移プロシジャファイルの修正"を、JournalTransferの修正内容の詳細については、"29.3.1.8.3 JournalTransfer用の状態遷移プロシジャのリソース登録"の"状態遷移プロシジャファイルの修正"を、TJNLの修正内容の詳細については、"29.3.1.8.4 TJNL用の状態遷移プロシジャのリソース登録"の"状態遷移プロシジャファイルの修正"を参照してください。

状態遷移プロシジャの変更についての詳細はSafeCLUSTERの導入運用ガイドを参照してください。