クラスタシステムの保守について説明します。
環境削除
状態遷移プロシジャの変更
Symfoware/RDBのクラスタシステムの保守の詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。Oracleのクラスタシステムの保守の詳細については、SafeCLUSTER/HA for Oracleの導入運用ガイドを参照してください。
環境削除について説明します。
クラスタシステムの環境削除
クラスタシステムの環境を削除する手順は以下のとおりです。
サービス登録の削除
クラスタ運用管理ビューを使用して、サービスからTRM、JournalTransfer 、TJNLのリソースの登録を削除します。
状態遷移プロシジャのリソース削除は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。ノードビュー画面を表示し、[設定]メニューの[削除]を選択します。リソースを削除する際には"全ノードを対象とする"をチェックしてください。
また、状態遷移プロシジャの削除を同時に行う場合には、"状態遷移プロシジャも削除する"をチェックしてください。
状態遷移プロシジャのリソース削除についての詳細はSafeCLUSTERの導入運用ガイドを参照してください。
TJNL環境の削除
TJNLのクラスタシステムの環境を削除した後に、TJNL環境の切替えディスクにアクセス可能なノードでTJNLの環境を削除します。
削除方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。TJNLの環境削除の詳細は"第11章 Symfoware/RDB連携編"の"11.7 環境削除"もしくは"第12章 Oracle連携編"の"12.8 環境削除"を参照してください。削除には、tjnlunsetupコマンドを使用します。このコマンドは、ノードで一度だけ実行します。以下にtjnlunsetupの入力例を示します。
tjnlunsetup |
TRM環境の削除
TRMの環境を運用系ノード、待機系ノードともに削除します。双方のノードの環境削除順序は問いません。TRM環境を削除するときには、切替えディスクにアクセスできる状態でなければなりません。
状態遷移プロシジャの変更は、クラスタ運用管理ビューを使用して行います。ノードビュー画面を表示し、[設定]メニューの[変更]-[構成]を選択します。状態遷移プロシジャを変更する際には"全ノードを対象とする"をチェックしてください。
状態遷移プロシジャの編集画面で必要な修正を行ってください。修正内容の詳細については、TRMの修正内容の詳細については、"29.3.1.8.2 TRM用の状態遷移プロシジャのリソース登録"の"状態遷移プロシジャファイルの修正"を、JournalTransferの修正内容の詳細については、"29.3.1.8.3 JournalTransfer用の状態遷移プロシジャのリソース登録"の"状態遷移プロシジャファイルの修正"を、TJNLの修正内容の詳細については、"29.3.1.8.4 TJNL用の状態遷移プロシジャのリソース登録"の"状態遷移プロシジャファイルの修正"を参照してください。
状態遷移プロシジャの変更についての詳細はSafeCLUSTERの導入運用ガイドを参照してください。