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Interstage Job Workload Server セットアップガイド
FUJITSU Software

E.5 注意事項

プロセスモード/スレッドモード共通の注意事項について説明します。

翻訳オプション(SSINまたはSSOUT)の指定が無かった場合

COBOLアプリケーションで翻訳オプション(SSINまたはSSOUT)の指定が無かった場合、小入出力機能の入出力先が標準出力/標準入力になります。

標準入力になった場合、バッチアプリケーション内で、入力要求を求めるアプリケーションの実行はできません。入力先がファイル以外からACCEPT文が実行されるとバッチアプリケーションは、入力待ちで停止状態になるため、翻訳オプションの指定漏れに注意してください。

参照

  • 標準出力/標準エラー出力への出力について、および入力要求を求めるアプリケーションの実行については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“COBOLアプリケーションの注意事項”を参照してください。

  • バッチ実行基盤で指定する小入出力機能でデータの入出力に使用するコンソールウィンドウの種別については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“アプリケーションが動作するために必要なその他の環境変数の設定”を参照してください。

なお、スレッドモードの場合、最初に実行されたジョブステップのCOBOLアプリケーションで翻訳オプション(SSOUT)の指定が無かった場合、そのバッチワークユニットのプロセスでは、小入出力機能の入出力先が標準出力になります。以降のジョブステップで翻訳オプション(SSOUT)を指定したCOBOLアプリケーションを実行しても、小入出力機能の出力先をファイルに変更できません。