業務処理実行アプリケーションのJavaソースで以下のようなエラーメッセージが出力された場合、実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルとプロジェクトのJREのバージョンが一致していない可能性があります。
型 Map は総称ではありません。引数 <String, Object> でパラメタ化できません。
名前の競合: 型 xxxxx(注) のメソッド handleException(Map<String,Object>, Throwable) は型 ExceptionHandler の handleException(Map, Throwable) と同じ erasure を持っていますが、オーバーライドしません。
名前の競合: 型 xxxxx(注) のメソッド postprocess(Map<String,Object>) は型 Postprocessor の postprocess(Map) と同じ erasure を持っていますが、オーバーライドしません。
名前の競合: 型 xxxxx(注) のメソッド preprocess(Map<String,Object>) は型 Preprocessor の preprocess(Map) と同じ erasure を持っていますが、オーバーライドしません。
型 xxxxx(注) は継承された抽象メソッド Postprocessor.postprocess(Map) を実装する必要があります。
型 xxxxx(注) は継承された抽象メソッド ExceptionHandler.handleException(Map, Throwable) を実装する必要があります。
型 xxxxx(注) は継承された抽象メソッド Preprocessor.preprocess(Map) を実装する必要があります。
注)xxxxxにはJavaのクラス名が入ります
“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルの変更”を参照して実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルを変更してください。
対処を行ってもエラーが解消しない場合は、実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルの設定が、業務処理実行アプリケーションの生成時の設定と異なっている可能性があります。この場合は、以下の対処を行ってください。
業務処理実行アプリケーションのJavaソースが正しい場合
業務処理実行アプリケーションを実行する環境のJREのバージョンに合わせて、実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルを変更する。
実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルが正しい場合
“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“実行基盤連携用ライブラリのJDK準拠レベルによるJavaソースの差異”をもとにJavaソースを修正する。