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Interstage Business Application Server トラブルシューティング
FUJITSU Software

12.4.1 クライアントアプリケーションのコンパイル時にエラーメッセージが出力される

beanを利用したクライアントアプリケーションのコンパイル時に以下のエラーメッセージが出力される場合があります。

エラー原因

エラー詳細例

対処

シンボルを解決できません。

アプリケーション情報入力ファイルにおいて<package>タグに“bean”を指定した場合の例

aaaBeanCDR.java:39: シンボルを解決できません。
シンボル: 変数 array_fixHelper
場所    : com.fujitsu.interstage.apfw.bean.ApfwBean の インタフェース
            bean.array_fixHelper.write(cdr,this.bean.getP());
                ^

アプリケーション情報入力ファイルの<package>タグに指定したパッケージ名に予約語を指定している可能性があります。
“Interstage Business Application Server リファレンス”の“アプリケーション情報入力ファイル”の“package”の“コンテント”を参照してパッケージ名の仕様を確認してください。

パラメータが多すぎます。

IDL定義において構造体の要素数に指定可能な上限を超えた値を指定した場合の例

  ct01/str.java:262: パラメータが多すぎます。
          public str(
                 ^

IDL定義に指定可能な上限を超えた値を指定している可能性があります。
“Interstage Application Server 使用上の注意”の“制限事項”の“CORBAサービスの制限事項”の“IDL定義に関する制限”を参照してIDL定義を確認してください。

上記以外

  

bean生成ツール(apfwconvjavaコマンド)実行時の資源不足により、ソースの生成に失敗している可能性があります。以下を確認し、問題のある場合、解消した後に再度bean生成ツールを実行して、beanの再生成を行ってください。

  メモリ不足が発生している可能性があります。メモリ空き容量が十分に確保されていることを確認してください。

  ソース出力先のディスク空き容量が不足している可能性があります。ソース出力先のディスク空き容量が十分に確保されていることを確認してください。

  ソース出力先のディスクが破損している可能性があります。ソース出力先のディスクが破損していないことを確認してください。