■同梱のSymfoware/RDBを利用している場合
“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“データベースサーバの運用”にしたがってデータベースサーバを再起動してください。再起動しても問題が解決しない場合は、以下の手順で対処してください。
Interstage Business Application Serverの業務を一時的に停止してください。
データベース環境資源をバックアップし、データベースを再作成した後にデータベース環境資源をリストアしてください。詳細は“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“バックアップ・リストア”を参照してください。
業務を再開してください。
対処を行っても問題が解決しない場合は、技術員に連絡してください。
■製品版のSymfoware ServerまたはOracleを利用している場合
データベース製品が提供するマニュアルを参照し、エラーメッセージから対処を行ってください。
また、データベース製品のバックアップおよびリストアを行っている場合は、運用方法が誤っている可能性があります。バックアップおよびリストアの運用方法を“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“バックアップ・リストア”で確認してください。
前述の対処を行っても問題が解決しない場合は、技術員に連絡してください。
以下の対処を実施してください。以下の対処で解決できない場合は、Symfoware Serverが提供するマニュアルを参照し対処を行ってください。
■rdbprtコマンドにてパスワードの状態を確認する
rdbprtコマンドにより利用者情報を取得します。
このとき、Pasword statusが“LOCK”となっている場合、パスワードが“LOCK”状態です。
rdbprtコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス” の“rdbprt”を参照してください。
実行例を以下に示します。
# /opt/FSUNrdb2b/bin/rdbprt -m DEF user.dat No.1 User name ...... APFWADM Type ...... USER Manage ...... DBMS Pasword status ...... LOCK Creator ...... ROOT Created date ...... Tue Jun 27 15:41:44 2006 Last login date ...... Tue Jun 27 20:06:02 2006 Login failed time ...... 10 rdb: INFO: qdg12074i:rdbprtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=RDBAPFW) |
# /opt/FJSVrdb2b/bin/rdbprt -m DEF user.dat No.1 User name ...... APFWADM Type ...... USER Manage ...... DBMS Pasword status ...... LOCK Creator ...... ROOT Created date ...... Tue Jun 27 15:41:44 2006 Last login date ...... Tue Jun 27 20:06:02 2006 Login failed time ...... 10 rdb: INFO: qdg12074i:rdbprtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=RDBAPFW) |
>rdbprt -m DEF user.dat No.1 User name ...... APFWADM Type ...... USER Manage ...... DBMS Pasword status ...... LOCK Creator ...... ADMINISTRATOR Created date ...... Tue Jun 27 15:41:44 2006 Last login date ...... Tue Jun 27 20:06:02 2006 Login failed time ...... 10 qdg12074i:rdbprtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=RDBAPFW) |
■パスワードが“LOCK”状態であるときの対処
パスワードが“LOCK”状態であるとき、rdbddlexコマンドによりALTER USER文を実行することにより、“LOCK”状態を解除します。
rdbddlexコマンド、ALTER USER文の詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“rdbddlex”、“ALTER USER文”を参照してください。
実行例を以下に示します。
alter_apfwadm.dat
EXEC SQL ALTER USER apfwadm PASSWORD 'a@de##2dfg' END-EXEC |
# /opt/FSUNrdb2b/bin/rdbddlex -d APFWDB -x alter_apfwadm.dat rdb: INFO: qdg12228i:ユーザ変更文の実行が正常終了しました (システム名=RDBAPFW) rdb: INFO: qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=RDBAPFW) |
# /opt/FJSVrdb2b/bin/rdbddlex -d APFWDB -x alter_apfwadm.dat rdb: INFO: qdg12228i:ユーザ変更文の実行が正常終了しました (システム名=RDBAPFW) rdb: INFO: qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=RDBAPFW) |
>rdbddlex -d APFWDB -x alter_apfwadm.dat qdg12228i:ユーザ変更文の実行が正常終了しました (システム名=RDBAPFW) qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=RDBAPFW) |