ワークユニットが異常停止した場合に、即座に業務を再開するためには、ワークユニットの稼働状態を監視する必要があります。ワークユニットの稼働状態の監視は、以下の方法で行うことができます。
Systemwalker連携によるワークユニット監視
SystemwalkerとInterstage Application Serverの連携機能により、ワークユニットの稼働状態を監視することができます。詳細については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”を参照してください。
syslog(Windowsの場合はイベントログ)に出力されるメッセージの監視
ワークユニットに異常が生じた場合、syslog(Windowsの場合はイベントログ)にメッセージが出力されます。syslog(Windowsの場合はイベントログ)を監視することにより、異常を検出することができます。出力されるメッセージの詳細については、“Interstage Application Server メッセージ集”を参照してください。
Interstage管理コンソールによるワークユニット状態表示
[Interstage管理コンソール] > [システム] > [ワークユニット] > [状態] 画面でワークユニットの稼働状態を表示することができます。詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。なお、非同期アプリケーション連携実行基盤により、COBOLのアプリケーションを運用している場合は、Interstage管理コンソールによるワークユニット状態表示はできません。次に示すislistwuコマンドによるワークユニット状態表示により、ワークユニットの状態を監視してください。
islistwuコマンドによるワークユニット状態表示
islistwuコマンドにより、ワークユニットの稼働状態の一覧を表示することができます。詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
ワークユニットの監視の結果、異常停止したワークユニットが存在した場合は、syslog(Windowsの場合はイベントログ)に出力されたメッセージの対処を行ってください。