マシン起動時に、イベントログまたはsyslogに以下のメッセージが出力された場合、次に示す2つの原因が考えられます。
FJSVjs2su: ERROR: 2003: Servlet service failed in the start.
Interstage管理コンソール用Servletサービスで使用するJServlet環境定義ファイルのJDK/JREのパスに誤りがあります。
Interstage管理コンソール用ServletサービスのServletコンテナで使用するポート番号が使用中です。
以下の対処を行ってください。
Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを停止します。詳細については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
JServlet環境定義ファイルの定義項目opmanager.bin、opmanager.envを、JDK/JREをインストールしたパスに従って修正してください。また、JREの場合には、opmanager.envでJDKの“tools.jar”を定義しないでください。
Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを起動します。詳細については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを停止します。詳細については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
以下の環境定義ファイルのポート番号を、未使用のポート番号に変更します。
[ファイルの格納先]
/opt/FJSVjs2su/conf/
[Interstageのインストールディレクトリ]\F3FMjs2su\conf\
[修正する環境定義ファイルと修正例]
jsgw_apapi.confファイル
ApjServDefaultPort 8909
jswatch.confファイル
opmanager.port=8909
jscontainer.xmlファイル
<Parameter name="port" value="8909"/>
Interstage管理コンソールを使用するために必要なサービスを起動します。詳細については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの起動・停止”を参照してください。
Interstage Business Application Serverのインストール後、JDKまたはJREの入れ替えを行った場合には、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“JDKまたはJREの入れ替えを行う場合の対処”を参照して対処してください。