名前
stgxfwcmsetsdx - SDXオブジェクトの運用単位の設定
形式
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetsdx [-slice | -volume ]
機能説明
AdvancedCopy Managerで扱うSDXオブジェクトの運用単位(「3.8.1 SDXオブジェクト運用単位」を参照)を設定します。
また、現在のSDXオブジェクトの運用単位を表示します。
表示形式は、『管理単位 (SWSTGNODE=設定値)』です。
管理単位 - スライス単位の場合は、Slice
論理ボリューム単位の場合は、Volume
設定値 - 環境変数SWSTGNODEが設定されている場合には、その設定値
環境変数SWSTGNODEが設定されていない場合には、null
オプション
現在のSDXオブジェクト管理単位を表示します。
AdvancedCopy Managerで扱うSDXオブジェクトの管理単位を、スライス単位に設定します。
AdvancedCopy Managerで扱うSDXオブジェクトの管理単位を、論理ボリューム単位に設定します。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
運用管理サーバ業務(論理ノード名:aserv)のSDXオブジェクト単位をスライス単位に設定します。
# SWSTGNODE=aserv; export SWSTGNODE # /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetsdx -slice stgxfwcmsetsdx completed (SWSTGNODE=aserv)
非クラスタ環境での現在のSDXオブジェクト管理単位を表示します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetsdx Volume (SWSTGNODE=null) #
注意事項
本コマンドはrootユーザーだけ実行可能です。
クラスタ運用時は、管理対象サーバ業務ごとに設定します。