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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド
FUJITSU Storage

1.3.2 AdvancedCopy Managerエージェントのソフトウェア条件

AdvancedCopy Managerエージェントの動作に必要なソフトウェア条件を以下に示します。

基本ソフトウェアは、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」を参照してください。ただし、KVMゲストの基本ソフトウェアは、「F.3 ソフトウェア条件」を参照してください。
AdvancedCopy Managerエージェントが動作するOSと連携できるクラスタソフトウェアは、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」を参照してください。
ETERNUS VX700 seriesを利用する場合のソフトウェア条件は、「8.4 ソフトウェア条件」を参照してください。
AdvancedCopy Managerエージェントのロケールは、「11.1.1 全般的な注意事項」の「管理対象サーバのロケール」を参照してください。

表1.3 AdvancedCopy Managerエージェントのソフトウェア条件

製品名

備考

ETERNUS Multipath Driver

マルチパスディスク制御を実施しさらにパスの負荷分散を実施する場合に必要です。

Symfoware Server Enterprise Extended Edition V7.x以降
Symfoware Server Advanced Backup Controller V7.x以降

Symfowareと連携したバックアップ運用をする場合に必要です。

PRIMECLUSTER GDS Snapshot 4.1A30以降

GDS Snapshotと連携したバックアップ運用またはレプリケーション運用をする場合に必要です。

Oracle 8i以降

Oracleと連携する場合に必要です。

インストール先のシステム環境により、ソフトウェアのバージョンレベルは異なります。詳細は、関連するソフトウェアのマニュアルなどを参照してください。

注意

SELinux(Security-Enhanced Linux)に関する注意事項は以下のとおりです。

  • RHEL-AS4、RHEL-ES4、またはRHEL5の場合

    SELinux(Security-Enhanced Linux)をEnableにした環境で、エージェントの動作はサポートされません。
    エージェントを動作させるサーバは、SELinuxをdisableに設定してください。

  • RHEL6の場合

    SELinux(Security-Enhanced Linux)を有効にした環境は、以下のバージョンでサポートします。サポートするモードは"enforcing"です。

    • Red Hat Enterprise Linux 6.2 (for x86) 以降

    • Red Hat Enterprise Linux 6.2 (for Intel64) 以降

    上記のバージョンより前の版数では未サポートです。SELinuxをdisableに設定して運用してください。